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  「ジュラシックパークの数学」シラバスに書かれたこの言葉を見た瞬間、私はこの授業を取ることを決めた。なんか面白そう。おそらく多くの人がそう思ったのだろう、授業の参加人数は定員を大幅に超え、履修者選抜もなかったため教室がΘ館(SFCでもっとも大きな教室)に変更になった。   「A4用紙の三つ折り」「ポーカーと確率」「お見合いの戦略」など、毎回の授業のテーマがとてもユニークである。ただ公式を学んで練習問題を解く、というような中学・高校の「数学」とは、まったく [→続きを読む]

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  「Google Earthによる地球空間や惑星空間のビジュアライゼーション技術、衛星測位と地図情報によるナビゲーション技術、携帯電話やインターネットによるユビキタス環境技術などに代表されるさまざまな技術を、環境資源情報システムとして、またニューメディアやコミュニケーションツールとして多様な視点から捉え、世界・都市・地域・コミュニティが直面するさまざまな課題を思考し、21世紀型のニューライフ・ニュービジネス・ニューソーシャルシステムを創造する発想を展開する。」   [→続きを読む]

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  研究プロジェクトを円滑かつ効果的に進めるためには、ものごとの見方、考え方、進め方を重視することが重要である。リサーチデザインでは、根本的なアプローチとしての調査手順の基礎、応用的なアプローチとしてのライフストーリー論などを学ぶ。主な内容は、企画、調査手順、調査倫理、報告書、ライフストーリー論など。そもそも「研究」と「調査」の違いは何なのか、そういったことに関して丁寧にものごとの見方を学んでいく。   この授業は、一連の調査法の基礎的考え方とその方法につ [→続きを読む]

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  身体は、多くの研究分野からアプローチされる、人間にとってきわめて本質的なテーマである。永きに渡りこの難解なテーマに様々なアプローチから多くの研究者が研究を進めてきた。今回紹介する、身体論という授業はこれとまさに同じアプローチを行う。シラバスは以下の通りである。   多様な専門分野から、身体という事象にアプローチすることにより、身体をめぐる新しい研究領域を学生諸君自身に開拓してもらうことを目標とする。SFC という様々な学問領域がたちならび、また時には切 [→続きを読む]

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  SFCの授業の中で数少ない、というか唯一の、必修科目がこの「情報基礎」である。環境情報・総合政策両学部、1年生全員が必ずこの授業を履修する。(例外あり)その名の通り、情報の表し方、コンピュータの基本的な構成と機能、コンピュータネットワークの基礎などについて学ぶ。シラバスから引用すると、授業の目標は以下の4点。 1.高等学校の普通教科「情報」で扱う程度の情報科学の基礎知識(情報量,符号化等)を習得する2.コンピュータの仕組みの概要を理解すると共に,基礎的な操作技能(タッチタ [→続きを読む]

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  恒例となった授業紹介。今回は環境情報学の創造という授業の紹介をしようと思う。ご存知の通り、環境情報学部と総合政策学部の二つの特殊な学部があるSFCでは他学部他キャンパスに比べ、カリキュラムが自由で必修授業が少ないことでも有名である。日吉キャンパスの学生などが、一般教養いわゆる「パンキョウ」と呼ばれる必修科目に苦しめられるのに対し、湘南藤沢キャンパスでは必修「科目」は非常に少ない。(進級や卒業に必要な必修「分野」はいくつかある)そしてその数少ない必修科目の一つが、この環境情報学の創造なのである [→続きを読む]

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  未来構想ワークショップは、現在業界の第1線を走る、誰もが知っているような企業の新プロジェクト・再生プロジェクトを学生が主体となって創り上げていくという授業である。   100名ほどの履修者の中から5~6人1グループでランダムにグループ分けされ、そのメンバー間でプロジェクトの構想を練る。一流企業が実際に使えるようなプロジェクトを考えるということなので、とても授業時間内にはアイデアを出しきることができない。そのため、授業外の時間を使ってディスカッションする [→続きを読む]

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  社会の第一線で活躍している、研究者・技術者、プロジェクトプロデューサー、マーケッティングコンサルタント、哲学者、経営者、知的所有権の専門家、弁護 士、公認会計士などの話を聞くことで、成功事例・失敗事例の実例を通して、学生自らが考える力を身につける、そんな授業。   一言で言ってしまえば「講演会」だが、その質がすごい。毎週さまざまな分野の「プロフェッショナル」が来て、経験談を交えた話をしてくれる。日本国内にとどまらず、国外から講師を招くこともある。教授の [→続きを読む]

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  前回のデザイン言語(情報デザイン)の授業紹介に続き、今回はデザイン言語ワークショップ(コミュニケーション)について紹介しようと思う。デザイン言語ワークショップは、各デザインの分野で実際に活躍するデザイナー、クリエイターから講義を受けることが出来ることが大きな魅力である。デザイン分野はグラフィック、プロダクト、映像、音楽と多岐に渡る。履修者人数が少ない事は、履修者選抜の厳しさを意味するが、それと同時にクラスの履修者の能力が高いことを意味する。意識の高い履修者達とグループを組 [→続きを読む]

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  今回は、SFCの授業形態でも特徴的なワークショップ形式のデザイン言語ワークショップについて紹介しよう。SFC生にとって当たり前のこのワークショップ形式は、少人数でグループワークを交えながら授業をすすめることが多い。他の私立大学に通う友人に聞くと、グループワークなんて一度もやったことがないという人が多いから驚きである。そんな少人数で行われるデザイン言語ワークショップは、各デザインの分野で実際に活躍するデザイナー、クリエイターから講義を受けることが出来ることが大きな魅力である [→続きを読む]