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学習院大学理学部公募制推薦入試について解説しています。一通りお読みいただくことで、出願資格、募集人数、選考スケジュール、選考科目、出願書類の内容など入試の全体像について理解することができます。
 

学習院大学理学部公募制推薦入試の概要

*志願者が卒業生の場合は高等学校3年間の成績、在校生の場合は第3学年第1学期または前期までの成績を指す。
**以下「履修の範囲」を参照

スケジュール

出願：11月上旬
↓
1次発表：11月中旬
↓
2次選考：11月下旬
↓
最終発表：12月上旬
↓
入学：翌年4月

学習院大学のアドミッッションポリシー

学習院大学では、“人類と祖国に奉仕する人材の育成”を教育理念に掲げています。それは、人のために働き、貢献する人を意味します。
そのために、入学後は大学の授業や研究だけに留まらず、課外活動にも積極的に取り組む学生を求めています。

理学部の理念

学習院大学理学部は、「物事の根本を論理的・実証的に分析・考察する能力、その結果を総合し実地に活かす技能、考えや知識を他人に的確に伝える技術を備えた人材」を育成することを目標としています。そのため、 数学、物理学、化学、生命科学という現代科学の基盤をなす分野において、応用のための知識ではなく、どのような局面にも対応できる真の基礎を身につけてもらうために、時間と手間をかけた少人数制の教育を実践しています。
理系の学問分野についての能力や知識があることはもちろん望まれますが、それ以上に、自分の頭でしっかりと物を考えること、自分の目で自然や数理の世界を観察すること、そして、自分の手を動かして実験したり計算したりすることが好きな、熱意と好奇心にあふれる若者を求めています。
なお、理学部の教育では、英語の文献を読んだり、自分の研究内容を発表したり論文にまとめたりする機会も多くあります。入学前には、いわゆる理科系の分野だけでなく、語学や国語にも力を入れ、幅広い分野の本を読まれることを望んでいます。

2023年度の学習院大学理学部　公募推薦入試の倍率は、1.6倍（合格18名/志願29名）となっています。2022年度の学習院大学理学部　公募推薦入試の倍率は、1.5倍（合格15名/志願22名）、2021年度は2.4倍（合格13名/志願31名）、2020年度は2.0倍（合格17名/志願34名）でした。
毎年学部全体では15名前後の合格者が出ていると言えるでしょう。
ただし、年度と学科によって幅がありますので、詳しくは募集要項を参照してください。

1次選考：書類による審査

1次選考は、調査書・推薦書・志望理由書などから総合的に評価されます。

志望理由書とは？

志望理由書とは、なぜ「学習院大学のその学部・学科に進みたいのか」という入学志望動機を書くものです。学習院大学理学部公募推薦入試の場合は、800字程度で記述します。

履修の範囲

学習院大学理学部公募制推薦入試の志願者は、学科ごとに高等学校で以下に示す科目の範囲以上を履修した、又は履修見込みであることが条件となっています。

2次選考：筆記試験・面接

筆記試験

学科ごとに、その学科の内容に関する筆記試験を行います。
生命科学科志願者は、出願時に「生物・化学・物理」のいずれかを選択します。

面接

小論文のあと、学科ごとに面接を行います。
面接は志願学科の教員が行います。

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