学習院大学のAO推薦入試解説 | 総合型選抜の個別指導塾 洋々

学習院大学:総合型・学校推薦型選抜


学習院大学 総合型選抜・学校推薦型選抜の概要

学習院大学
 

学習院大学は、1847年に公家の教育機関の学問書として創立し、1949年に大学として開設されました。
東京都心のワンキャンパスに文系と理系含む計5学部17学科を有し、少人数制教育ならではの充実した教育環境の提供を特徴の一つとしています。

学習院大学には、所定の要件を満たした受験生を対象に出願書類、筆記試験、面接等で選考を行う、
・学校推薦型選抜(公募制)
・総合型選抜(AO)
・「外国高等学校出身者」および「海外帰国生徒」対象入学試験
といった特別入学試験があります。

以下、お読みいただくことで学習院大学の特別入学試験の全体像について理解することができます。

入試名人数出願
時期
評定
要件
現浪
要件
その他
推薦入学試験
(公募制)
各学科指定有
(若干名~数十名の合格者)
11月
上旬
各学科評定基準有/
学科により必修科目有
2浪まで
(文学部は現役のみ)
外国語スコア提出
(文学部・理学部除く)
国際社会科学部
総合型選抜
(AO)
20名10月
下旬
なし2浪まで外国語スコア提出
「外国高等学校出身者」
および
「海外帰国生徒」
対象入学試験
各学科若干名8月中旬(法・経済・文)
/11月上旬(理)
なし各学部指定あり
(~2浪まで)
経済学部はTOEFL必須/
法学部は資格証書必須

 

学習院大学 学校推薦型選抜(公募制)

学習院大学 学校推薦型選抜(公募制)<通称:学習院公募>は、法学部、経済学部、文学部、理学部、国際社会科学部の5つの学部で実施されています。高校での学習成績、課外活動、社会活動などについて出願書類で判断するとともに、学科ごとの筆記試験面接で志望動機・学力・学科への適性を総合的に判定します。
出願のためには学部学科ごとに指定する必履修科目、評定平均、外国語検定試験スコアなどの各基準を満たす必要があります。

法学部:推薦入試(公募制)

政治学科で実施されています。学業成績、課外活動や社会活動など、学力試験だけでは評価しにくい資質や能力を出願書類によって判断するとともに、学科試験や面接によって英語能力や分析能力に優れた、志ある学生を選抜しています。
1次選考は、調査書、推薦書、志望理由書、活動報告書などから総合的に評価されます。2次選考では、1次選考通過者を対象に、英語問題(60分)、論述問題(60分)、面接が課されます。

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経済学部:推薦入試(公募制)

経済学科・経営学科で実施されています。学業成績、課外活動や社会活動など、学力試験だけでは評価しにくい資質や能力を出願書類によって判断するとともに、小論文や面接によって総合的な学力の到達度やカリキュラムへの適正を判断します。
1次選考は、調査書、推薦書、志望理由書、活動報告書などから総合的に評価されます。2次選考では、1次選考通過者を対象に、筆記試験(90分)、面接が課されます。

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文学部:推薦入試(公募制)

哲学科・史学科・英語英米文化学科・ドイツ語圏文化学科・フランス語圏文化学科・教育学科で実施されています。
学業成績、課外活動や社会活動など、学力試験だけでは評価しにくい資質や能力を出願書類によって判断するとともに、小論文や面接によって学科の特 質への適応性を判定し、各学科にふさわしい学生を選抜します。
調査書・推薦書・志望理由書・小論文・面接により総合的に評価されます。

▶文学部 公募制推薦入試の概要ページへ

理学部:推薦入試(公募制)

物理学科・化学科・数学科・生命科学科で実施されています。
理学部各学科で勉学・研究を行うことを強く志望する者を対象に、一般選抜とは異なった観点から受験生の資質・能力を判断し、ふさわしい人材を選抜します。
1次選考は、調査書、推薦書、志望理由書などから総合的に評価されます。2次選考では、1次選考通過者を対象に、筆記試験、面接が課されます。

▶理学部 公募制推薦入試の概要ページへ

国際社会科学部:推薦入試(公募制)

国際社会科学科で実施されています。
「国際社会で活躍する人物を育成すること」を目的に、社会科学と英語を融合したカリキュラムのもとで学ぶ意欲のある人物を募集しています。
1次選考は書類審査で、調査書、推薦書、外国語の検定試験の成績、志望理由書、4年間の計画表などから総合的に評価されます。2次選考では、1次選考通過者を対象に、筆記試験(90分)口頭試問(英語と日本語)が課されます。なお、同学部で実施される総合型選抜(AO)とは併願が出来ません。

▶国際社会科学部 公募制推薦入試の概要ページへ

 

総合型選抜(AO)

学習院大学の総合型選抜は、国際社会科学部の計1学部で実施されています。

国際社会科学部 総合型選抜(AO)

学習院大学国際社会科学部 総合型選抜(AO)では、「国際社会で活躍する人物を育成すること」を目的に、社会科学と英語を融合したカリキュラムのもとで学ぶ意欲のある人物を募集しています。出願するには、指定の英語資格・検定試験で一定の基準以上のスコア・級を持つ必要があります。
1次選考では出願書類による書類審査、2次選考では筆記試験、口頭試問が課され、国際社会科学部にふさわしい能力や適性、学習に対する意欲や目的意識などを総合的に判断して合否を決定します。

▶国際社会科学部 総合型選抜(AO)の概要ページへ

 

「外国高等学校出身者」および「海外帰国生徒」対象入学試験

学習院大学では海外での経験を持つ受験生を積極的に受け入れることで、学生の構成を多様化、学部の活性化、社会で貢献できる幅広い人材を育成を目的として、「外国高等学校出身者」および「海外帰国生徒」対象入試を実施しています。
法学部、経済学部、文学部、理学部の4学部15学科で各学科若干名の入学者を募集しています。「書類審査」「学科試問」および「面接」によって、総合的に判断し、合否判定を行われます。
出願書類の中で最も重要なのが「志願票」で、「大学で何を学びたいのか」、「海外生活で何を得たか」「現在最も気になっている社会的な課題と自身の考え」等について日本語で記述します。法学部、経済学部のみ一次書類審査があり、法学部、経済学部の一次通過者と文学部、理学部出願者全員を対象に学科ごとの学科試問面接試験が課されます。

 

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