法政大学 総合型選抜の概要
法政大学には、所定の要件を満たした受験生を対象に出願書類、筆記試験、面接等で選考を行う、
・グローバル体験公募推薦入学試験（文、経営、キャリア、現代福祉学部）
・国際バカロレア利用自己推薦入学試験（文、経営、人間環境、キャリアデザイン学部）
・英語外部試験利用自己推薦入学試験（法、経済）
・自己推薦入学試験
・公募推薦入学試験
・ＳＡ自己推薦入学試験（国際文化学部）
・分野優秀者入学試験（国際文化学部）
・キャリア体験自己推薦入学試験（キャリアデザイン学部）
・商業学科等対象公募推薦入学試験（キャリアデザイン学部）
・まちづくりチャレンジ自己推薦入学試験（現代福祉学部）
などのさまざまな総合型選抜があります。
以下、お読みいただくことで法政大学の総合型選抜の概要について理解することができます。
目次
法政大学総合型選抜 学部・入試ごとの解説
グローバル体験公募推薦入学試験（文、経営、キャリア、現代福祉学部）
法政大学では、海外高校への留学体験を有する有能な高校生のため、学力試験だけでは評価できない能力、経験および意欲を評価するグローバル体験公募推薦入学試験を実施しています。文学部（哲学科/日本文学科/英文学科）・キャリアデザイン学部（キャリアデザイン学科）・経営学部（経営戦略学科）・現代福祉学部（福祉コミュニティ学科/臨床心理学科）で人員が募集されています。
1次選考は書類審査で、入学推薦書・調査書・留学先の成績証明書・志望理由書などをもとに総合的に評価されます。2次選考は全学科で面接が課されるとともに、文学部哲学科、及び英文学科以外は2次選考で小論文（60分）が実施されます。学部によってスケジュールが異なります。
この入試制度は専願で、合格した場合、入学を確約できる者のみ出願できます。
国際バカロレア利用自己推薦入学試験（文、経営、人間環境、キャリアデザイン学部）
法政大学では、グローバル化に対応し、広く学生を募集するために、国際バカロレアの資格や成績を活用した国際バカロレア利用自己推薦入試を実施しています。文学部（哲学科/英文学科）・経済学部（経済学科/国際経済学科/現代ビジネス学科）・人間環境学部（人間環境学科）・キャリアデザイン学部（キャリアデザイン学科）で人員が募集されています。学部によってスケジュールが異なります。
選考方法は一段階選抜で、書類審査と面接等が同日に行われます。全ての学部学科で面接が実施されるとともに、キャリアデザイン学部・人間環境学部は選考で小論文（60分）が課されます。
英語外部試験利用自己推薦入学試験
法学部国際政治学科 英語外部試験利用自己推薦入学試験
法学部国際政治学科では、地球規模の課題や世界各地の諸問題の解決に関心と意欲をもつ多様な背景をもつ学生に入学してほしいという考えから、英語外部試験で学部指定の基準を満たした者を対象に 英語外部試験利用自己推薦入学試験を実施しています。
一次選考は書類審査で、通過者は第二次選考（オンライン面接）を受験します。日本全国・海外からも応募しやすいよう、面接試験はオンラインで実施しているとのことです。面接試験では、自身をPRするプレゼンテーションが課されます。
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経済学部 英語外部試験利用自己推薦入学試験
経済学部では、英語を媒介言語とする授業を積極的に履修できる学生を求め、英語外部試験で学部指定の基準を満たした者を対象に 英語外部試験利用自己推薦入学試験を実施しています。経済学科・国際経済学科・現代ビジネス学科で人員が募集されています。
一次選考は書類審査で、通過者は第二次選考（小論文、面接）を受験します。
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文学部 総合型選抜
文学部日本文学科 自己推薦入学試験
文学部日本文学科では日本の文学・言語・芸能について関心を持ち、同学科で学ぶことを希望する高校生自己推薦入試を実施しています。所定の評定平均ほか、出願資格を満たしたすべての高校生（現役生）が応募可能です。一次選考は書類審査で、第二次選考で通過者に対して国語の筆記試験（古文・漢文・小論文を含む）、面接が課されます。
この入試制度は専願で、合格した場合、入学を確約できる者のみ出願できます。
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文学部地理学科 自己推薦入学試験
文学部地理学科では、地理や地図に興味を強く持つ人に向けて自己推薦入学試験を実施しています。地図を眺めていると時間を忘れてしまう人、3度の飯より地理が好きだという人が求められています。
第一次選考で書類審査（調査書、志望理由書）、その通過者に対して第二次選考（筆記試験「地理Ｂ」、面接試験）を行います。
国際文化学部 総合型選抜
国際文化学部 ＳＡ自己推薦入学試験
ＳＡ（スタディ・アブロード）自己推薦入学試験は、ドイツ・フランス・ロシア・中国・スペイン・韓国のうちいずれかの言語圏の文化に強い関心を持ち、かつ留学を希望する者で、留学先の国に対し積極的にアプローチしている方を対象としています。
一次選考は書類審査（調査書、自己推薦書）で、通過者は第二次選考（面接）を受験します。
この入試制度は専願で、合格した場合、入学を確約できる者のみ出願できます。
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国際文化学部：分野優秀者入学試験 ※国際バカロレア利用自己推薦を含む
言語文化、表象文化、地域研究、情報処理、プログラミングなどの各分野で優れた成果を有する者を積極的に受け入れる制度です。学業以外のものを含む様々な実績とともに、「高校での学習評価（調査書の内容等）」も合否判定の重要な項目とされています。特に「外国語」については、2年次にＳＡプログラム（留学）が必修となっているため、留学に必要なレベルの学習成果を修めていることが望まれます。
第一次選考で書類審査、その通過者に対して第二次選考（面接）を行います。
この入試制度は専願で、合格した場合、入学を確約できる者のみ出願できます。尚、ＳＡ自己推薦入試との併願はできません。
人間環境学部 総合型選抜
人間環境学部 自己推薦入学試験
人間環境学部では、環境問題をはじめとして持続可能な社会の構築に強い関心をもつ高校生に向けて自己推薦入学試験を実施しています。
第一次選考では書類審査（調査書、志望理由書）が行われ、一次通過者に対し第二次選考で「英語（60分）」「小論文（60分）」「面接」が課されます。
現代福祉学部 総合型選抜
現代福祉学部福祉コミュニティ学科 まちづくりチャレンジ自己推薦入学試験
現代福祉学部福祉コミュニティ学科では、まちづくりに対する熱い想いを持つ者に対して自己推薦入学試験を実施しています。本入試に現浪要件はありません。
第一次選考では書類審査（調査書、志望理由書、入学推薦書、補足資料、英語外部試験スコア証明書類）が行われ、一次通過者に対し第二次選考で「小論文」「面接」が課されます。
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キャリアデザイン学部 総合型選抜
キャリアデザイン学部 キャリア体験自己推薦入学試験
キャリアデザイン学部では、キャリア形成やキャリア・マネジメントに強い関心を持ち、学校や企業、地域でキャリア体験を主体的に積み重ねてきた受験生を対象に、「キャリア体験自己推薦入学試験」を実施しています。
第一次選考では書類審査（調査書、志望理由書等）が行われ、一次通過者に対し第二次選考で「小論文（60分）」「個人面接」が課されます。
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キャリアデザイン学部 商業学科等対象公募推薦入学試験
キャリアデザイン学部では、商業に関する科目を設置している高等学校または中等教育学校の生徒を対象に、「商業学科等対象公募推薦入学試験」を実施しています。出願には所定の学業成績（評定）、および商業に関する検定資格取得や英語資格スコアなどが必要となります。
一次選考は書類審査となっており、二次選考では一次通過者に対して面接が課されます。
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GIS（グローバル教養学部） 総合型選抜
GIS（グローバル教養学部） 自己推薦入学試験
GIS（グローバル教養学部）では、すべての授業が原則的に英語で行われます。そのため、自己推薦入学試験（12月入試）でも一定の英語能力基準を満たすことが出願の条件となります。選考の過程では、高校での成績や諸活動に加え、GIS設置科目への興味や研究意欲なども考慮されます。
出願にはS基準とA基準が設けられています。S基準はよりレベルの高い英語資格要件が求められます。
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スポーツ健康学部 総合型選抜
スポーツ健康学部 自己推薦入学試験
法政大学スポーツ健康学部では、「スポーツ健康学」に強い関心を持ち、将来スポーツ指導やスポーツ支援などの活動を通じスポーツ振興と個人の健康づくりに貢献することを強く希望している者を対象に、自己推薦入学試験が実施しています。
本入試は【理数系】と【アスリート系】に分かれており、【理数系】では高校における理数系科目の成績が優れた者、【アスリート系】では全国レベルでの活躍が期待できる、スポーツ成績に優れたアスリートであることが求められます。
一次選考は書類審査となっており、二次選考では一次通過者に対して筆記試験・面接が課されます。
理工学部 総合型選抜
理工学部機械工学科航空操縦学専修 自己推薦入学試験
理工学部機械工学科航空操縦学専修は、航空機の操縦とその観点から機械工学を学ぶことができるコースとして、2008 年 4 月に開設されました。自己推薦入学試験では、パイロットを目指す方や、飛行機について機械工学の観点から学びたいと考えている、情熱ある人物を求めています。
第一次選考では書類審査（調査書、志望理由書、英語外部試験証明書）が行われ、一次通過者に対し第二次選考で「面接」、「操縦適性検査」、「航空身体検査」が課されます。
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情報科学部 総合型選抜
情報科学部 公募推薦入学試験
情報科学部では、同学部で学ぶことを強く希望し、積極的に新たな技術分野への道を開いていくことを目指す人に対して、公募推薦入学試験を実施しています。志願者には、基礎的な学力に加えて、自身の志望動機や入学後の学びへの思いを論理的かつ明確に伝えることのできるコミュニケーション能力が求められます。
第一次選考では書類審査（推薦書、調査書、志望理由書等）が行われ、一次通過者に対し第二次選考で「筆記試験」、「面接」が課されます。
【法政大学国際文化学部・Oさん】
韓国での留学生活を経て～さらなる探究を志し、春から一橋大学大学院へ～
