成城大学 総合型選抜の対策
成城大学 総合型選抜について解説しています。一通りお読みいただくことで、出願資格、募集人数、選考スケジュール、倍率、選考科目、出願書類の内容など、成城大学 総合型選抜の全体像についてご理解いただけます。
成城大学 総合型選抜の概要
成城大学の特徴
成蹊大学は東京都世田谷区に所在する私立大学です。1917年に創立され、2017年には100周年を迎えました。成城学園前駅から徒歩4分という立地ながら、約4万坪という広い敷地内に幼稚園から大学まで存在し、のびのびとした雰囲気が魅力のキャンパスです。経済学部、文芸学部、法学部、社会イノベーション学部の4学部11学科で構成されています。
成城大学 総合型選抜の特徴
成城大学では経済学部、文芸学部、法学部、社会イノベーション学部の各学部で総合型選抜を実施しています。「単なる学力審査では計れない、専門分野の研究を深める能力を秘めた人材を選考する」ことを目的に、志望理由書や小論文、面接等の選考を通じて多面的に志願者を評価する入試となっています。
募集人数・出願資格・選考科目
学部/ 学科 | 募集 人数 | 現浪 要件 | 評定 要件 | その他要件 | 1次選考 | 2次選考 |
---|---|---|---|---|---|---|
経済/ 経済 | 10名 | 既卒も可 | 全体の評定平均値3.8以上 | 所定の英語基準*1 | 書類 | 小論文/ 面接 |
経済/ 経営 | 10名 | 既卒も可 | 全体の評定平均値3.8以上 | 所定の英語基準*1 | 書類 | 小論文/ 面接 |
文芸/ 英文 | 若干名 | 既卒も可 | – | 所定の英語基準*2 | 書類 | 面接 |
文芸/ マスコミュニケーション | 若干名 | 既卒も可 | 全体の評定平均値3.7以上 | – | 書類 | 面接 |
文芸/ ヨーロッパ文化 | 若干名 | 既卒も可 | – | 所定の外国語資格基準*3 | 書類 | 面接 |
法 | 10名 | 既卒も可 | – | – | 書類/ 文章読解力審査 | 面接 |
社会イノベーション/ 政策イノベーション | 10名 | 既卒も可 | – | 所定の外国語資格基準*4 | 書類/ 英語/ 論述 | 面接 |
社会イノベーション/ 心理社会 | 10名 | 既卒も可 | – | 所定の外国語資格基準*4 | 書類/ 英語/ 論述 | 面接 |
*1所定の英語基準について(経済学部)
経済学部の出願には以下の英語成績を満たす必要があります。
英検:2級以上
TOEIC:520点以上(IPテスト除く)
GTEC:900点以上(CBT タイプに限る)
TOEFL iBT:42点以上(ITP テストを除く)
英語科目の評定平均:4.2以上
*2所定の英語基準について(文芸学部英文学科)
文芸学部英文学科の出願には以下の英語成績を満たす必要があります。
ケンブリッジ英語検定:140点以上
英検:2級以上
GTEC(Advanced, CBTタイプのみ:)960点以上
IELTS:4.0以上
TEAP(R+L,W,S):225点以上
TEAP CBT:420点以上
TOEFL iBT:42点以上
TOEIC L&R/S&W:合計1,150点以上
*3所定の外国語資格基準について(文芸学部ヨーロッパ文化学科)
文芸学部ヨーロッパ文化学科の出願には以下の英語成績を満たす必要があります。
ケンブリッジ英語検定:140点以上
英検:2級以上
GTEC(Advanced, CBTタイプのみ:)960点以上
IELTS:4.0以上
TEAP(R+L,W,S):225点以上
TEAP CBT:420点以上
TOEFL iBT:42点以上
TOEIC L&R/S&W:合計1,150点以上
ドイツ語技能検定:4級以上
テスト・ダフ(TestDaF):A1以上
実用フランス語技能検定:4級以上
DELF/DALF:A1以上
*3所定の外国語資格基準について(社会イノベーション学部)
社会イノベーション学部の出願には以下の英語成績を満たす必要があります。
ケンブリッジ英語検定:140点以上
英検:CSE 1,728以上
GTEC(Advanced, CBTタイプのみ:)680点以上
IELTS:3.0以上
TEAP(R+L,W,S):135点以上
TEAP CBT:235点以上
TOEFL iBT:30点以上
成城大学AO入試の倍率
2024年度入試の入試倍率は以下の通りです。全体的に高倍率といえます。しっかりとした準備が必要です。
経済学部/経済学科:2.81倍
経済学部/経営学科:3.00倍
文芸学部/英文学科:2.28倍
文芸学部/マスコミュニケーション学科:8.67倍
文芸学部/ヨーロッパ文化学科:4.75倍
法学部:4.56倍
社会イノベーション学部/政策イノベーション学科:3.33倍
社会イノベーション学部/心理社会学科:4.63倍
経済学部
スケジュール
出願:9月中旬
1次発表:10月中旬
2次選考:11月中旬
合格発表:11月下旬
主な出願書類
志願理由書
出願書類の核となる重要な書類です。400字×4問で計1600字程度で記入します。経済学もしくは経営学を学びたいと考えたきっかけ、成城大学経済学部である理由、入学後の計画、大学での学びを将来どう生かしていきたいのかといった設問について記述します。
目指す将来像について明確化したうえで、そのために大学で学びたい内容について、成城大学経済学部の特長と絡めつつ具体的に考えておく必要があります。
活動報告書および所有資格・活動成果を証明する資料
高校時代に取り組んだ主な活動について400字以内で記述します。活動における難しかったことや、それを乗り越えた方法、その成果、そこから学んだことなどが分かるよう、具体的な説明を心がけましょう。
小論文
小論文は90分で1200字程度の記述量となっています。課題文を読んで自らの意見について論述する形式となっています。
面接
面接は10~20分程度の個人面接です。小論文の内容に関する説明のほか、志望理由やこれまでの活動など、出願書類に記載した内容に関する質疑応答がされます。
文芸学部
スケジュール
出願:9月下旬
1次発表:10月下旬
2次選考:11月下旬
合格発表:11月下旬
主な出願書類
志願理由書
志望理由書の設問は学科ごとに異なります。
英文学科では英文学科で学びたいこと、そのためにどのような勉強をしているか、異文化理解のためにしてきた勉強や体験を400字以内ずつで記述します。
マスコミュニケーション学では志望理由を1200字以内で記述します。
ヨーロッパ文化学科ではヨーロッパの過去あるいは現在について感じていること、それらについて本で調べたこと、入学後に学びたいことについて1200字以内で記述します。
自己評価書(マスコミュニケーション学科のみ)
高校時代に取り組んだ活動についてA4用紙1枚を用いて報告と自己評価を記述します。書式は自由で、写真を貼付して表現することもできます。また、その活動を証明する資料がある場合は添付することも可能です。
学習計画書(マスコミュニケーション学科のみ)
マスコミュニケーション学科で学びたい内容について、A4用紙1枚を用いて具体的に表現します。
面接
英文学科の面接では、特定のテーマに関する資料を読み、意見を述べた上で個人面接が行われます。
マスコミュニケーション学科では、1人15分で行われます。最初の5分で志望動機のプレゼンテーションを行います。
法学部
スケジュール
出願:9月下旬
1次選考:10月中旬
1次発表:10月中旬
2次選考:11月上旬
合格発表:11月中旬
主な出願書類
志願理由書
所定の用紙を用いて1200字以内で志望理由書を作成します。目指す将来像について明確化したうえで、そのために大学で学びたい内容について、成城大学法学部の特長と絡めつつ具体的に考えておく必要があります。
文章読解力審査
法学部の1次選考では書類審査のほか、文章読解力審査という論述試験が課されます。6000字~10000字という長めの課題文を読んで、各設問に答えます。
資料分析力・表現力審査
約15分間で特定のテーマに関する資料を読み、それをもとに約20分間の個人面接が実施されます。また、出願書類に記載されている内容に関する質問も行われます。
社会イノベーション学部
スケジュール
出願:9月下旬
1次選考:10月上旬
1次発表:10月中旬
2次選考:11月中旬
合格発表:11月下旬
主な出願書類
志願理由書
所定の用紙を用いて1200字以内で志望理由書を作成します。目指す将来像について明確化したうえで、そのために大学で学びたい内容について、成城大学社会イノベーション学部の特長と絡めつつ具体的に考えておく必要があります。
英語についての基礎学力審査
英語の長文読解問題が課されます。時間は60分間です。
論述審査
事前に課題図書を読み、その内容に関する問題が課されます。課題図書は試験中に参照することはできません。
面接審査
1次選考通過者を対象に面接試験が課されます。
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