武蔵大学社会学部 総合型選抜 AO入試について解説しています。一通りお読みいただくことで、出願資格、募集人数、選考科目、倍率など、武蔵大学社会学部 総合型選抜 AO入試の全体像についてご理解いただけます。
目次
武蔵大学社会学部 総合型選抜 AO入試の概要
募集人数・出願資格・選考科目
学科 | 入試 方式 | 募集 人数 | 現浪 要件 | 評定 要件 | その他要件 | 選考 方法 |
---|---|---|---|---|---|---|
社会 | テーマレポート方式 | 3名 | 既卒も可 | – | 英語の資格 *1/ テーマレポート *2 | 書類/ 小論文/ 面接 |
将来計画書方式 | – | 英語/数学/情報系の資格 *3/ 将来計画書/ 自己アピール文 *4 | ||||
メディア社会 | 将来計画書方式 | 3名 | 既卒も可 | – | 英語/数学/情報系の資格 *3/ 将来計画書/ 自己アピール文 *4 | 書類/ 小論文/ 面接 |
メディア・クリエーション方式 | – | 英語の資格 *1/ 自己紹介書/ オンラインポートフォリオ *5 |
*1 ケンブリッジ英語検定、実用英語技能検定、GTEC、IELTS、TEAP、TEAP CBT、TOEFL iBT、TOEIC L&R/S&Wのいずれかの合格や成績を証明する書類の提出(いずれも4技能)。スコアや級による基準はありません
*3 ケンブリッジ英語検定、実用英語技能検定、GTEC、IELTS、TEAP、TEAP CBT、TOEFL iBT、TOEIC L&R/S&W、のいずれかの合格や成績を証明する書類の提出(いずれも4技能)または数学か情報処理に関する能力を証明する(各種技能検定等)書類の提出。スコアや級による基準はありません
*2 テーマレポート方式
テーマレポート方式とは、所定のテーマに合致する形で自らテーマを設定し、自身で実施した調査研究にもとづいて書かれたテーマレポートを基に、面接でのプレゼンテーションやディスカッションも加味して、大学で社会学を学ぶ上で必要な問題関心を持ち、それを調べ表現するための知識、スキル、意欲があるかを選考します。
テーマレポートについて
テーマレポートでは、テーマを設定することが求められます。2000字程度でレポートを作成します。レポートを書く際は、テーマに関連した本を一冊以上読み、自分で実施した調査(アンケート調査、インタビュー調査、フィールドワーク等)の結果、又は自分で集めた資料(新聞、雑誌、映像、既存のアンケート調査、官庁統計等)を分析してまとめます。詳細は募集要項で確認してください。
*4 将来計画方式
将来計画方式とは、GDS* で学び身につけた能力にもとづいて将来自分がどのようなキャリアを目指すか、その将来計画書を基に、面接でのプレゼンテーションやディスカッションも加味して、大学で社会学、メディア研究を学ぶ上で必要な問題関心を持ち、それを調べ表現するための知識、スキル、意欲があるかを選考します。この方式での合格者は、自動的に GDS への所属となります。通常コースの所属はできません。
* グローバル・データサイエンスコースの略称
将来計画書とは
将来計画書では、自分が大学4年間で身につけた英語力及びデータ分析力を活用して、どのようにグローバル社会に貢献したいかなど、自分の将来ビジョンを書きます。特に、社会のどのような課題に関わり、どのような貢献をしたいかを具体的に書きます。字数は1500字程度です。
自己アピール文とは
自己アピール文とは、1000字程度で自分自身をアピールするものです。特に、課外活動、地域活動(ボランティア、NPO活動など)、留学など特記すべきことがあれば、それを中心に執筆します。
*5 メディア・クリエーション方式
メディア・クリエーション方式とは、文章や映像などを組み合わせて作成したオンラインポートフォリオによる表現で、自己PR、クリエイティビティ、セルフプロデュース、Web表現などの能力を測り、本人によるプレゼンテーションも加味して大学でメディア社会学を学ぶ素養や意欲があるかを選考します。
自己紹介書とは
所定の用紙を用いて自己紹介をします。これまで何をしてきたのか、また、将来何を学びたいのか・何をしたいのかを具体的に記入します。
オンラインポートフォリオとは
インターネットで閲覧できる形式のポートフォリオです。文章、映像、アニメーション、写真、メディアアート、音楽、SNSといったメディアやコンテンツを使って表現した作品をwebで閲覧できるように組み立てます。
武蔵大学 AO入試スケジュール
出願:9月上旬
↓
1次結果:9月中旬
↓
2次選考:10月上旬
↓
合格発表:10月中旬
↓
入学:翌年4月
倍率
2023年度入試の入試倍率は以下の通りです。全体的に比較的倍率は高めとなっていますが、しっかりと対策を行なうことで合格に近づくことが可能です。
●社会学科
テーマレポート方式:9.5倍
将来系計画書方式:4.0倍
●メディア社会学科
将来系計画書方式:2.3倍
作品方式:7.0倍
クリエイティブ・チャレンジ方式:13.0倍
武蔵大学の特徴
武蔵大学は建学理念に基づき、以下のような学生を募集しています。
1. 学園建学の三理想ならびに自立・対話・実践という武蔵大学の教育の基本目標を共有することができる人
2. 広くリベラルアーツを学び、専門的な知識を修得し、主体的に他者と協働して社会に貢献しようとする意欲のある人
3. 本学での学修に必要な基本的な学力を有している人
4. グローバルな思考力を養い、異文化を理解するために必要な、充分な外国語能力を身につける意欲のある人
5. 多様な人々の人権を尊重しようとする人
選考について
1次選考
1次は出願書類による審査です。上述の方式ごとの提出書類に加え、方式共通で提出する書類があり、その中で特に重要な書類が「自己紹介書」です。自己紹介書では、受験者の略歴・武蔵大学の志望理由・これまでの活動報告などを書きます。
志望理由や活動報告を書く際に大切なことは、自分の過去を振り返り、自分の強みやこれまで頑張ってきたことを再発見すること、そして、なぜ「武蔵大学のその学部・学科に進みたいのか」という志望動機を明確化することです。
2次選考
2次選考は、小論文と面接です。
※メディア・クリエイティブ方式は、プレゼンテーションと面接。
小論文
小論文は、80分間で行われます。字数は800字です。
面接
テーマレポート方式、及び将来計画書方式は、グループ面接です。各自5分ずつ将来計画書についてプレゼンテーションをし、その後、全体でディスカッションを行います。
なお将来計画書方式では冒頭で英語による面接が行われます。
プレゼンテーション(メディア・クリエーション方式のみ)
当日与えられた課題に対してその場でプレゼンテーションを作成し、発表する形で実施します。画用紙3〜5枚による5分程度のプレゼンテーションになります。準備時間は4時間、発表時間は各自30分間です。
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