【解説】日本大学経済学部:AO入試の対策 | 総合型選抜の個別指導塾 洋々

日本大学経済学部:総合型選抜


日本大学経済学部総合型選抜について解説しています。出願資格、募集人数、選考スケジュール、倍率、選考科目など、一通りお読みいただくことで日本大学経済学部総合型選抜の全体像について理解いただくことができます。


 

日本大学経済学部総合型選抜の概要

 

募集人数・出願資格・選考科目

学科入試
方式
募集
人数
現浪
要件
評定
要件
その他要件1次2次
経済学科
(国際コースを除く)
プレゼン型10名現役のみ全体の評定平均値
3.5以上
書類/
小論文
プレゼン
資格取得型10名1浪まで可所定の資格*1書類/
小論文
小論文/
面接
産業経営学科プレゼン型10名現役のみ全体の評定平均値
3.5以上
書類/
小論文
プレゼン
資格取得型10名1浪まで可所定の資格*1書類/
小論文
小論文/
面接
金融公共経済学科プレゼン型10名現役のみ全体の評定平均値
3.5以上
書類/
小論文
プレゼン
資格取得型10名1浪まで可所定の資格*1書類/
小論文
小論文/
面接

 

*1 資格取得型の出願要件

「資格取得型」の出願には以下のいずれかの資格を取得している必要があります。

・実用英語技能検定:2級以上
・TOEFL iBT:45点以上
・TOEIC L&R:470点以上
・全国商業高等学校協会主催の検定試験(簿記・英語・商業経済)のうち2つ以上の分野で1級を取得
・日商簿記検定2級以上合格
・基本情報技術者試験合格

 

日本大学経済学部総合型選抜スケジュール

 


出願:9月中旬

1次発表:9月下旬

2次選考:10月下旬

最終発表:11月上旬

入学:翌年4月

 

日本大学経済学部総合型選抜のアドミッション・ポリシー(求める学生像)

日本大学経済学部のアドミッション・ポリシー(求める学生像)を要約すると、
・日本大学経済学部のディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)を理解していること
・経済学・経営学・会計学を意欲的に学ぶことのできること
・明確な目的意識をと強い意欲をもっていること

が挙げられます。
アドミッション・ポリシーの理解は出願要件の1つとして挙げられているので、上記についてしっかりと確認をしておきましょう。

 

日本大学経済学部総合型選抜の倍率

入試の倍率は以下の通りです。金融公共経済学科を除き、2023年度は全体的に倍率が下がっています。

【プレゼン型】
経済学科:2023年度 2.1倍、2022年度 3.7倍
産業経営学科:2023年度 1.4倍、2022年度 2.1倍
金融公共経済学科:2023年度 1.8倍、2022年度 1.5倍

【資格取得型】
経済学科:2023年度 1.1倍、2022年度 1.2倍
産業経営学科:2023年度 1.1倍、2022年度 1.3倍
金融公共経済学科:2023年度 1.5倍、2022年度 1.0倍

 

日本大学経済学部総合型選抜【プレゼン型】の対策

 

1次選考:書類審査・小論文

1次選考は出願書類と小論文による審査となります。
 

エントリーシート

出願書類の中でもっとも重要な書類が「エントリーシート」です。志望理由について800字~1000字で記述します。日本大学経済学部の特長についてしっかりと理解したうえで、「なぜ自分にとって日本大学経済学部での学びが必要なのか」という理由について説明できるようにしましょう。その際、自身が目指す将来像や経験に基づいて理由を伝えることで、他の受験生との差別化を心がけましょう。
 

小論文

小論文(研究課題)は試験会場で実施するものではなく、あらかじめ作成し、出願時に提出するものとなります。提示されたテーマについて【プレゼン型】は2700字~3000字で執筆する必要があり、記述量が多い書類となっています。執筆にあたっては主張に対する理由や根拠を明確にすることが求められており、書籍でのほか、実地調査やインタビューが推奨されるなど、作成には入念な準備が必要とされます。
エントリーシート、小論文と合わせてかなりの記述量となるため、余裕をもったスケジュールで準備に臨むことをおすすめします。
 

2次選考:【プレゼン型】プレゼンテーション(研究発表)

1次選考通過者を対象に2次選考が実施されます。1次選考で提出した小論文(研究課題)についてのプレゼンテーション(研究発表)が課されます。プレゼンテーションに向けて研究を深めておくことが求められます。
プレゼンテーションは質疑応答を含めて20分程度です。プレゼンテーションでは黒板、模造紙、パソコン等を使用することが可能です。方法はやりやすいもので問題ありませんが、効果的に伝える上で何かしらの発表資料を用意しておくことは必須となります。

 

日本大学経済学部総合型選抜【資格取得型】の対策

1次選考:書類審査・小論文A

1次選考は出願書類と小論文Aによる審査となります。
 

エントリーシート

プレゼン型と同様、出願書類の中でもっとも重要な書類が「エントリーシート」です。志望理由について800字~1000字で記述します。日本大学経済学部の特長についてしっかりと理解したうえで、「なぜ自分にとって日本大学経済学部での学びが必要なのか」という理由について説明できるようにしましょう。その際、自身が目指す将来像や経験に基づいて理由を伝えることで、他の受験生との差別化を心がけましょう。
 

小論文A

小論文Aは事前に作成し、出願時に提出します。提示された研究課題について1350字~1500字で記述します。参考文献やデータをもとに提言を行なう力が求められます。また、2次選考で課される「小論文B」では小論文Aに関連したテーマが出題されるため、2次選考の対策としても、参考文献やデータに多く触れておくことをおすすめします。
プレゼン型同様、エントリーシート、小論文と合わせて作成には時間が必要となるため、余裕をもって準備に取り組みましょう。
 

2次選考:小論文B・面接

資格取得型の2次選考では小論文Bと面接試験が課されます。
 

小論文B

小論文Bは小論文Aに関連するテーマが出題されます。

 

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