成蹊大学総合型選抜自己推薦型について解説しています。一通りお読みいただくことで、出願資格、募集人数、選考スケジュール、選考科目、出願書類の内容など、成蹊大学総合型選抜自己推薦型の全体像について理解することができます。
成蹊大学総合型選抜自己推薦型の概要
成蹊大学総合型選抜自己推薦型の特徴
成蹊大学では、経済学部、経営学部、法学部、国際共創学部、理工学部の5学部において「総合型選抜 自己推薦型」を実施しています。自己推薦型は、これまでに注力した課外活動や探究学習、自身の夢の実現に向けて、成蹊大学で何を学んでいきたいかなど、書類審査と各学部における課題審査の2段階で総合的に合否が判定されます。
すべての学部・学科で既卒生も出願できるうえ、評定による要件もありません。多くの受験生にとってチャレンジしやすい入試となっています。
一方で、経済学部をはじめとする学部では出願時に課題レポートが課されたり、2次選考では特有の形式の総合問題が出題されたりと、質・量ともにしっかりとした準備を求められる内容となっています。
求める資質
経済学部
・経済現象の解明と社会問題の解決に対する強い関心
・経済学を学ぶ上で必要となる基礎的な学力
・他者と積極的にコミュニケーションを図り、協力しようとする姿勢
経営学部
・自分の将来に関して、明確なヴィジョンをもっている、または自分の将来を真剣に見つめている。
・自分の意見や考えを明確かつ論理的に表現できる(言葉で述べることおよび文章で表現することの両方を含む)。
・知的好奇心が旺盛で、わからないこと、理解できないことを放置せずに、納得がいくまで自分で調べたり質問したりする。
・他人の意見を尊重し、共同して学修することに積極的に取り組める。
法学部
・主体的な思考をもって他者と協働できること。
・他者とのかかわりを深いところから支える「強い個性」があること。
国際共創学部
<国際日本学専攻>
・多様な文化や国際交流に興味があり、日本語および英語の運用能力の向上を目指しながら、地域や国際社会の発展に貢献
することを目指す人物。
<環境サステナビリティ学専攻>
・人と自然環境との関わりに興味があり、人と自然とが共生する持続可能な社会の実現のため、環境に関わる様々な課題の
探究や問題解決に意欲を持つ人物。
理工学部
・自然現象や普段の生活で使われている技術に対する広い視野と深い考察力があること。
・その視野と考察力を基礎とした柔軟な発想カをもつこと。
・数学や理科あるいは科学技術に対する興味と、その修得に対する強い意欲をもつこと。
・実験結果を論理的に解析・考察する能力があること。
募集人数・出願資格・選考科目
| 学部/ 学科 | 募集 人数 | 現浪 要件 | 評定 要件 | その他要件 | 1次選考 | 2次選考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 経済/ 経済数理 | 4名 | 既卒も可 | – | 数ⅠA・ⅡBを履修、数学の合計習得単位数が13単位以上 所定の英語資格試験の成績*1 | 書類 | 筆記/ 発表・質疑応答 |
| 経済/ 現代経済 | 10名 | 既卒も可 | – | 所定の英語資格試験の成績*1 | 書類 | 筆記/ 発表・質疑応答 |
| 経営/ 総合経営 | 25名 | 既卒も可 | – | – | 書類 | 筆記/ 討論 |
| 法/ 法律 | 9名 | 既卒も可 | – | – | 書類 | 筆記/ 討論 |
| 法/ 政治 | 6名 | 既卒も可 | – | – | 書類 | 筆記/ 討論 |
| 国際共創/ 国際日本学 | 5名 | 既卒も可 | – | – | 書類 | 筆記/ 発表・質疑応答 |
| 国際共創/ 環境サステナビリティ | 7名 | 既卒も可 | – | – | 書類 | 筆記/ 発表・質疑応答 |
| 理工/ 理工 | 15名 | 既卒も可 | – | 数学14単位(旧履修は13単位)以上、理科10単位以上修得 | 書類 | 思考力審査/ 表現力審査/ 面接 |
*1英語資格試験のスコアについて(経済学部)
経済学部の出願には以下のいずれかの検定試験における所定の英語資格試験のスコアを提出する必要があります。※
・実用英語技能検定
・TOEFL iBT
・TOEIC L&R
・IELTS
・GTEC
・TEAP
・ケンブリッジ英語検定※ 団体特別受験制度の TOEFL ITP および TOEIC IP による成績は認めない。IELTSはアカデミックモジュールによる成績のみ認める。TOEFL iBT、IELTS、GTEC、TEAPは出願開始日時点で有効期限内にあるスコアのみ
総合型選抜自己推薦型スケジュール
出願:10月上旬
↓
1次発表:11月上旬
↓
2次選考:11月中旬~下旬
↓
合格発表:11月下旬~12月上旬
↓
入学:翌年4月
1次選考:出願審査
志望理由書
志望理由書は所定の用紙を用いて手書きで作成します。設問は学部ごとに異なりますが、どの学部においても自身が目指す将来像を明確化し、それを実現するにあたりなぜ成蹊大学の志望学部での学びが必要なのかについて説明できるよう、考えを深めておく必要があります。
活動報告書
主に以下の3点について本学所定の書式に具体的に記入します。
1.学術・芸術・スポーツ等の課外活動、生徒会活動、地域活動、ボランティア活動等。
2.検定試験、資格試験の合格実績やスコア。
3.自分の得意なこと、自分の長所等。
課題レポート(経済学部、経営学部)
経済学部、経営学部では、発表されるテーマについて、1200字程度のレポートを作成し、本学所定の書式に記入します。なお、経営学部については、本レポートの課題テーマが討論力審査(二次審査)の際のテーマとなります。
課題レポート(国際共創学部)
国際共創学部では、学部が指定する所定のテーマについて、自分自身の見解と具体的な事例を含めて1500字程度のレポートを作成し、本学所定の書式に記入します。参考にした書籍・図表(グラフ等)・写真などを添付するスペースもがあります。
学修計画レポート(法学部)
法学部では志望学科の専門領域に関連した具体的なテーマを設定し、自分で調べた内容や大学でより深く考察したい重要問題などをまとめた「学修計画レポート」を提出します。ゼミにおいて教員と他の学生にわかりやすく伝えることをイメージしながら、参考書籍なども明記して、A4用紙2ページ以内で丁寧に論じることが求められます(形式は問わない)。
2次選考
2次選考の内容は学部によって異なります。
経済学部
事前学習確認審査(40分):課題となる文献資料(和文・英文の文章、数値や図表など)を参照しつつ、それにもとづいた筆記
試験を行います。文献資料を正確に理解し、分析に必要な基礎力を審査します。
発表審査(約20分):課題となる文献資料を正確に理解・分析し、それをもとに自分自身の考え方を表現する力を対面による個人面接で審査します。審査は以下の3つの内容で構成されます。
① 文献資料の内容と自身の考えをまとめた発表要旨(レジュメ)にもとづく10分間のプレゼンテーション。
② 発表内容やレジュメに関する5分程度の質疑応答。
③ 志望理由や活動歴などについての自己アピール(2分間)と質疑応答。
経営学部
総合分析力審査(60分):配布された資料(和文・英文の文章、図表など)を基に筆記試験を行います。和文・英文の文章を正確に読み取る読解力、問題文から解を求める基礎的な数的思考力、および図表のデータから必要な情報を読み取り分析する思考力などを審査します。
討論力審査:課題レポートのテーマについて、少人数で討論してもらいます。明確かつ論理的に表現する力を審査します。
法学部
基礎読解力審査(75分):文章を正確に読み取り理解する基礎的な力が問われます。総合型選抜「基礎学力型」の『国語』と同一の問題です。
討論力審査:事前に発表されるテーマについてグループ討論を行い、各受験者の参加姿勢や発言内容に基づいて審査します。審査は約60分間です。
国際共創学部
理解力・思考力審査(40分):資料(文章や数値、図表など)をもとに、理解力・思考力を問う記述式の問題が出題されます。
発表・質疑応答審査:「プレゼンテーション+対話」型の個人面接を行います。所要時間は約20分とし、指定された課題に基づく約10分間のプレゼンテーション(発表)、発表内容や課題に関する5分程度の質疑応答、志望理由などについての5分程度の質疑応答を行います。二次審査時に A4判1枚分の発表内容要旨(レジュメ)を提出する必要があります。なお、プレゼンテーションの課題は、ウェブサイト上で事前に発表されるとのことです。
理工学部
思考力審査:順序立てて物事を考える力を見るために、数学的な思考力に関する演習に取り組みます。(90分)
表現力審査:当日、出題される科学技術に関するテーマについて、記述式の試験を行います。出題される科学技術に関するテーマについて、自分の考えを文章にて表現できるかを評価します。
面接審査:一次審査に提出された志望理由書、活動報告書、および実技審査で作成したレポートの内容などについて口頭試問します。一人30分程度と長丁場のため、しっかり準備をする必要があります。
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