早稲田大学文化構想学部JCulp(国際日本文化論プログラム)は「日本文化を世界的な視野のもとに学び、かつその成果を広く世界に向けて発信できる人材の育成」を目指し2017年度に開設されました。JCulPに入学を希望する志願者は、このAO入試を通じて入学する必要があります。
このページでは文化構想学部JCulP AO入試について解説しています。本ページをご覧いただくことでJCulP AO入試の概要と対策の方向性を掴んでいただくことができます。
目次
早稲田大学 文化構想学部JCulP AO入試の概要
募集人数・出願資格・試験内容
募集 人数 | 現浪 要件 | 評定 要件 | その他要件 | 1次 選考 | 2次 選考 |
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若干名 | なし | なし | 指定の英語4技能テストの基準点以上の結果*1 | 書類 | 面接*2 |
*1英語4技能テストは以下の試験より1種類選択。基準点を満たさない場合は不合格。出願開始年月日より2年間遡った月の翌月初日以降に受験した試験結果のみ有効
TEAP ※TEAP CBTは不可 | IELTS(Academic) ※IELTS(General Training)は不可 | 実用英語技能検定(英検) CSE2.0 | TOEFL(iBT) ※TOEFL-ITPは不可 |
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304 | 5.5 | 2300 | 72 |
*2面接は英語で実施
早稲田文化構想学部JCulP AO入試のスケジュール
出願:9月中旬
↓
1次合格発表:11月下旬
↓
2次選考:12月上旬
↓
合格発表:12月月下旬
↓
入学:翌年4月
早稲田文化構想学部JCulP AO入試の特徴
早稲田大学文化構想学部JCulp(国際日本文化論プログラム)のJCulPとは、Japanese Cultures Programの頭文字で、日本学生と海外学生が一緒に英語を用いて日本文化を学び、多様でグローバルな視点から日本文化を捉えなおすことを目指すプログラムです。日本学生・海外学生それぞれ15名を上限とする少人数制となっており、多くの授業がディスカッションやグループワークによって行われます。
授業での使用言語は英語が基本となり、日本学生は124単位中88単位以上をこうした英語による授業で取得する必要があります。そのため授業についていけるだけの英語力があるかどうかが重視されます。
募集人数は全体で若干名となっており、際の合格者数は実施初年度の2017年度入試が33名(志願者80名中)、2018年度が22名(150名中)、2019年度が22名(141名中)となっています。志願者数の増加傾向に伴い、近年の倍率は6倍を超えています。
1次選考は書類審査、2次選考は面接試験が課されます。出願書類は英語で作成する必要があり、面接も英語で行われます。
以下でそれぞれの選考科目について詳しく解説していきます。
1次選考:書類審査
主な出願書類は以下のとおりです。
・Application Form
・出願資格を証明する書類
・成績を証明する書類
・志望理由書
この中で志願者が作成する書類が「Application Form」と「志願理由書」です。
Application Form
「Application Form」は学歴や留学歴、英語4技能テストのスコア、諸活動における実績などを記載します。Study Abroad Experience,Other Test Information,Academic Honors,Personal and Volunteer Activitiesは任意記入項目となっており、記入した場合はそれを証明する資料(賞状、証明書、パンフレット、記事等)を提出する必要があります。
Academic Honors,Personal and Volunteer Activitiesについては任意項目ではありますが、最低1つは記入することが推奨されています。
志望理由書
志望理由書は800words程度の英語で作成します。記述する内容は以下のとおりです。
Using your own personal experience as a foundation, write an essay in English of around 800
words explaining why you wish to enter the Global Studies in Japanese Cultures Program (JCulP).
Please address the following questions:
① What are you particularly interested in studying at JCulP?
② What makes you a suitable and unique candidate for the program?
JCulPの何に興味をもっているのか、自分がJCulPに相応しいと考える理由について記述することが求められています。JCulPで学びたい事、JCulPでなければならない理由について自分の過去の経験や強み、目指す将来像に絡めて説明できるよう考えを深めておきましょう。
ここで記載した内容は面接においても深く聞かれる可能性が高いため、志望理由書を作成する段階で可能な限り具体化しておくことをおすすめします。
2次選考:面接試験
1次選考通過者を対象に英語による面接試験が課されます。面接時間は15分程度の個人面接となります。
出願後も志望理由について考えを深めておくことはもちろんのこと、海外での異文化体験を通じてどんなことを考えたのか、そもそも文化とは何かなど、様々な側面からの質問を想定して準備しておく必要があります。
早稲田大学 文化構想学部JCulP AO入試の入試対策プラン
洋々では早稲田大学文化構想学部JCulP AO入試の出願書類作成から2次選考の論述試験・面接までサポートするプランをご用意しております。
まずは無料の個別相談をおすすめしております。早稲田大学文化構想学部JCulP AO入試に関するより詳しい試験情報の提供ほか、現在のご状況をお伺いし、最適な対策プランをご提案させていただきます。まずはお気軽にご相談ください。