中央大学法学部:自己推薦入試


入学試験概要

中央大学法学部では、「地球的視点に立った法的問題意識と法的解決能力、言い換えれば『グローバルなリーガルマインド』を身につけた人材の育成」を掲げています。

一次選考で課される「志望理由書」では、「現在の自分の関心、将来設計、そのために自分が学ぶ学修について確認」し、二次選考で課される「講義理解力試験」では「社会への理解力、洞察力、思考力、分析力を問う」としています。(募集要項より)

法律学科、国際企業関係法学科、政治学科でそれぞれ募集人数を設定しており、倍率に関しては、学科・年度によりばらつきがあります。(法律学科は実質倍率 3.5倍前後)

一次選考の書類選考では、 1,400 ~ 1,600字で学業以外での活動実績を踏まえた「自己推薦理由書」と 1,400 ~ 1,600字で自身の関心ある社会問題を踏まえた「志望理由書」の提出が課されます。

また、二次選考では書類審査合格者に対し、「講義理解力試験」と「グループディスカッション」が課されます。

2016年度入試では

「講義理解力試験」
【課題】
1 今日の講義に題名をつけるとしたら、どのような題名になると思いますか。20字以上30字以内でまとめなさい。

2  講義では、最高裁が示した「法律上の争訟」についての二つの条件を説明しました。二つの条件について、まず、その内容を自分の言葉で説明し、その上で、その各々の条件について説明する際に講義で紹介した具体例にはどのようなものがあったか、350字以内でわかりやすくまとめなさい。回答にあたっては「第一の条件は……。第二の条件は……。」というように、条件ごとに分けて記述すること。

3  講義の最後に、「法律上の争訟」についての考え方についてまとめをしました。そのまとめでは、「法律上の争訟」という考え方がなぜ必要とされるのかを検討し、裁判の対象を現在よりも広げていくべきという新しい考え方があることについての紹介をしました。裁判の対象を(現在の解釈よりも)広げるべきという考え方が正しいという立場にたつとして、あなただったら、どのような争いごとの分野に裁判の対象を広げていくべきだと考えますか。講義のなかで、法律上の争訟ではないとされた事例として紹介したもののなかから一つを
選び、その事例を裁判で争える対象にするべきだという主張を、理由とともに500字以内で述べてください。なお、記述にあたっては、裁判の対象を現在よりも広げていくべきという考え方に対して予想される反論を挙げ、その(予想される)反論に再反論をしておくこと。

「グループディスカッション」
与えられたテーマについて、数人のグループに分かれて討論していただきます。
2016年度は、5~6名のグループに分かれて約50分間の討論を行いました。
〈参考:2016年度グループディスカッションテーマ〉
国民が裁判の判断主体に加わることの是非、安楽死の是非

といった内容の試験が課されたようです。(募集要項より)

対策としては一次選考の「志望理由書」、「講義理解力試験」ともにボリュームが多く、活動実績の棚卸等、早めの準備が必要といえます。また二次選考の「講義理解力試験」、「グループディスカッション」では文章力、社会的関心が問われるため、小論文とグループディスカッションの練習をすることにより、社会問題に対する知見を広げておくことが重要でしょう。