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 企業には「基本理念」というものが必ず存在する。基本理念とは、「目的(単なる金儲けを越えた会社の根本的な存在理由)」と「基本的価値観(組織にとって不可欠・不変の主義)」から構成されている。たとえば、appleの基本理念は「Computer Power for Everyone」という言葉で表され、「すべての人々が使えるコンピュータを作り、それによって人々の能力や想像力をエンパワーする。そしてそのようにしてパワーアップした人たちを結びつけるネットワークを作り上げ、社会全体を活性化していく。」という [→続きを読む]

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 まず、「組織」とは何か。この問いに対しては、歴代の多くの有識者たちがそれぞれ答えを出している。例えば、最近「もしドラ」という本によって一般の人にも広く知られるようになったピーター・F・ドラッカーは、組織の要件として、「その組織に特有の目的と使命を遂行すること」「仕事の生産性を上げ、働く人間をして達成させること」「社会的インパクトを処理し、社会的責任を遂行すること」を挙げている。  「企業」も、組織の代表例のひとつだ。企業の場合、唯一の目的は顧客を創造すること。「企業とは何か」を決めるのは、企業 [→続きを読む]

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 企業はどのようにビジネスを定義し、組織を運営すべきか、またどのようにテクノロジーをビジネスに結びつけるか、その基本的な経営・組織のあり方を体系的に理解する。  組織論や技術論は、それぞれ個々に語られ、また~であるべき、あらねばならないという固定的なものとして机上で語られることが多かった。しかし、企業の置かれている環境や、業界、業態、個々の企業によって、そして日々変化しつつある生き物であるという視点から、本講座では、それらを同時に、そしてさまざまな角度から検討する。当然のこととして、MOT(Ma [→続きを読む]

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 今回は「フェミニズム」について。  歴史上、フェミニズムに関する議論は何度も繰り返されて来た。19世紀末01940年代にかけての「第一波フェミニズム」では、参政権や法的差別、女性の社会進出や母性保護など、公領域での明確な差別を問題化した。続く1960年代からの「第二波フェミニズム」では、「私的なことは政治的」というスローガンのもと、性別意識や性役割などを問題化した。  一般的に、社会が近代化すると「主婦化」が進むと言われている。「男が仕事」「女が家事」と言われたり、有償労働と無償労働ができる [→続きを読む]

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 今回は、「古代ギリシャ思想」について。  古代ギリシャというと、高校のとき、世界史の教科書の一番最初くらいに出て来た覚えがある(個人的に、これくらいの時代が一番好きだった。)「民主主義」や「市民」など、現代でもよく用いられている政治思想用語の原点になっている。  まず特徴的なのが、「ポリス(都市国家)」。人口は数千から数万、多くても数十万人。(しかしアリストテレスによると、領土は見渡せる程度、人口は全員が顔見知りになれる程度が理想とされている)。同時に「法」や「政治」の観念も生まれた。全員統治 [→続きを読む]

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 個人のアイデンティティが揺らぐなかで、社会と個人の関係が改めて見直されている。人間は、金を稼ぎ、うまいものが食えれば幸福なのか?人間は社会とどのようにかかわり、どのような「公」を築いてゆけばよいのか?    こういった問題は、単なる人生相談の問題ではない。古代から現代にいたるまで、人類は社会と人間の関係について、さまざまな思想を生み出してきた。もちろん古代や中世と現代では、背景となっている社会事情がまったく異なるが、これらの思想を学び直してみることは、それなりに無駄なことではない。    古代 [→続きを読む]

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最終発表は、各自の自由なテーマでプレゼンテーションを行うというもの。これまでの授業で(遊びながら)学んだことを生かし、それぞれ思い思いに発表を行った。パワーポイントを使うかどうかも自由、立ってやるか座ってやるかも自由。真面目に語る者もいれば、特技の歌を披露する者もいて、とにかく個性的なプレゼンテーションばかりだった。 自分はパワーポイントを使ってプレゼンしたのだが、そのスライドを一工夫してみた。パワーポイントというと、一般的には「Microsoft Office」や「Key note」などのプレ [→続きを読む]

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授業内では、色々なゲームをした。ひとつは、「Yes,and!Yeah!」まず3人~4人の小さなグループを作る。その中から1人を決めて、その人にあることないことを言っていく。 たとえば、Aさんに向かって、Bさんが「Aさんって、3年前まで髪の毛3mあったよね?」と言う。(※事実かどうかは誰も知らない)。それを言われたAさんは、「そうそう!3mもあったから、ほうきの代わりにもなって掃除しやすかった!!」という風に、「ノリ」で答える。次にCさんがAさんに向かって同じように適当なネタを勝手に作って言う、次 [→続きを読む]

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 授業内では様々な「ゲーム」を通して、体を動かしながら、コミュニケーション能力の向上を目指した。  今回紹介するのは、「即興劇」。グループをAとBに分け、304人で劇を行う。 Aグループのシチュエーションは「レストラン」。ウェイター、コック、客2人が登場する。客二人は102年ぶりに会った友人。一人がウェイターにメニューに関する質問をし、ウェイターはコックを呼び説明させる。質問や会話の内容は、すべてアドリブ。この流れを2、3回繰り返す。セリフや演技にもそれぞれの個性が出て、大真面目にやるつもり [→続きを読む]

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 SFCが誇る人気授業のひとつ、「プレゼンテーション技法(通称:プレ技)」。 この授業では、以下のような能力の向上を目的に構成されている。 (1)自己概念を分析し、自分らしい表現の仕方を知る (2)他社の行動の特性を知り、相手に合ったプレゼンテーションのストーリー作りが出来る (3)聞き手の反応をちゃんと見て、受け入れて、臨機応変に且つ双方向なコミュニケーションをとりながらプレゼンテーションを行うことができる (4)言葉以外の技法(バーバル&ノンバーバルスキル)を活かして共感を呼ぶプレゼンテーシ [→続きを読む]