1-2週間に一度スーパー銭湯に行く。今の一人暮らしの風呂はこじんまりとしたユニットバスで、わざわざお湯を張って浸かる気にはとてもならない。そもそも僕のような体積の人間は、いわゆる普通の一人用サイズの風呂だと、体育座りみたいに膝を抱え更に寝そべるような態勢になってやっと肩まで浸かれるという感じで、そのうえ一度浸かればお湯はほとんど残らない。だから、ユニットバスだろうと別々タイプだろうと湯を張ったところでゆっくりできるわけでもない。そんなわけだから普段はシャワーだけで済ませるのだが、たまにちゃんとお [→続きを読む]

先週の土曜日、映画“テネット”を観た。川崎ラゾーナプラザの中にある109シネマに、レイトショーの時間、一人で、カーシェアを使って観に行った。 思えば、映画館に映画を観に行くなんてずいぶん久しぶりだ。以前はよくこんな風に一人でレイトショーを観に行ったもんだけど、それが許されない時代だったわけで。まだ決して油断できる状況ではないけれど、昔の平穏を一つ取り戻した気がして少し嬉しかった。 映画の感想を一言で言うと「よく分からなかった」だ。CMでカッコよく謳われているように、ごく簡単に言えば、時間が通常通 [→続きを読む]

8月に入ってから二皮剥けた。一皮じゃない二皮だ。文字通り、二回脱皮したのだ。そう、日焼けしすぎた後に皮が剥けるやつだ。8 月のジリジリする太陽の下、何回か実家近くの川で昼日中ミッチリ遊んだせいだ。8月の前半 に1週間くらいかけて第一次脱皮をして、今まさに第二次脱皮中だ。 思えばここ2年くらい川やら海やらでガッツリ遊んでいなかった。それ以前はいちおう柔道家だったわけで、日焼けすると道着に擦れて地獄を見ることになるので焼けないよういちおう気を付けていた。そうすると何の気も使わずに無邪気に日焼けしたの [→続きを読む]

そんな環境で幼少~少年期を過ごした僕は、当然ながら毎日その大自然で遊んだ。奥多摩湖から流れ出る渓谷の水は夏でも冷たく、それがまだ氷のような春先から、周りの木々が赤く染まり始める頃まで、上半身裸の海パン一丁で家から川に降り、いつも遊んでいる場所まで遡上して、日が暮れる頃に川下りをして帰ってくるような日々。おそらく普通の人だと息を飲むような激しい流れの中を身一つで上ったり下ったりしている姿は、カッパのようであったことだろう。まあ体型に関しては昔から、猫背でヒョロっとしたカッパのそれとはだいぶかけ離れ [→続きを読む]

 前回の記事にも少し関連するのだが、僕は中学を卒業して高校の寮に入るまでの約15年間、青梅に住んでいた。今も実家はそこである。青梅の中でも僕の家がある場所は、位置的にも環境的にも奥多摩に近く、最寄駅は宮ノ平という青梅駅から奥多摩線で一つ目の駅だ。いわゆる田舎の駅で、昔から改札のない無人駅。最寄りのコンビニまでは歩いて15分くらいかかるし、コンビニの駐車場はやたら広いし、要するに東京都は思えないThe田舎、まさに石原元都知事の言った「東京のチベット」である。 渓谷を挟んだ山の斜面に家々がへばりつい [→続きを読む]

 東京都から出ることなく、自然と遊ぶことのできる僕の実家—青梅奥多摩は、このコロナ禍において最適な帰省先かもしれない。この8月はそんな観点で友人を連れ何回か実家の方に足を伸ばしてゆっくりさせてもらった。帰省とはいえ、運動もしない上に食生活にもさほど気を使わない高齢な両親や、昨年生まれたばかりの赤ん坊を抱える姉家族を危険に晒すわけにはいかないので、家族との濃厚接触はなし。泊まるのは数年前に亡くなった祖父母の家である。今ではイベント事でしか使っていない空き家だ。実家から1km弱のところ、僕の小学校時 [→続きを読む]

7月に入ってからは”単音を弾く”ことに挑戦している。たいていの人はそうだと思うけど、ギター習得のため最初はコードを練習する。コードは左手指をとにかく決められた位置に置いて、右手でジャーンと大体全部の弦を弾けばそれらしい和音が出るわけだが、単音となると当然左手は一音一音動かし、右手も決められた弦を狙って弾かなきゃいけない。要するに格段に難しい。けどその分、カッコいい。というかこれができなければギターを弾けるとはいえないんだろう。そもそも僕のギターにおける最終目標はMr.Childrenの「Simp [→続きを読む]

2020年初め頃、最初に買った楽譜集が物足りなくなってきて、無料アプリを練習に使うようになった。有名なJ-POPであればほぼ全て歌詞とコードが見られ、弾き語り用に、自動スクロール機能までついている優秀なアプリだ。このアプリの中には各楽曲”初心者向けコード譜”と”通常コード譜”があって、とりあえず初心者の方をせっせと練習している。初心者向けとは言え、15-20個くらいのコードが出てきて、ちゃんと原曲通りのキーで、転調などもちゃんとあるから、”初心者に毛の生えた程度”にはちょうどいいレベルだ。iPa [→続きを読む]

外出もできずに籠っている毎日で、特に書くことも思いつかない、持て余した時間を埋めるために最近になってたくさん練習しているギターについて、長々と進捗報告でもさせていただこうかと思う。 自分でも確かな時期を忘れていたけれど、このブログによると僕は2018年の11月頃からギターの練習を始めたらしい(第427回記事)。始めたて当時の記事を読むと、当然ながらコードも分からない上、単にキレイな音を出すのもままならない状態だ。僕のあいまいな記憶によると、このズブズブの初心者状態を抜け出すのに1年ちょいかかった [→続きを読む]

そろそろ参ってきた。コロナのせいで何もしていない故、ここに書くようなことが何一つ思いつかないのだ。仕事に行く以外、これといったことを何一つしていない。全部一人で、トレーニングと勉強とギターの練習しかしていない。普段からそこまでルールを厳格に守るタイプの人間でもないんだけど、わざわざこの時期にリスクを冒してまで遊びに行きますか、と言われると、いやそれほど遊びたいわけではないんだよな・・・となり、なんだかんだちゃんと家でジッとする毎日だ。 そんな生活になってからもう3-4ヶ月も経つ。最初の頃は、あま [→続きを読む]