毎年、日比谷公園で開催される屋外音楽イベント”日比谷音楽祭”に、今年は行きたいと思っていた。ご推察の通り、今年はMr.Childrenのボーカル桜井さんが出演するからだ。イベントは5/29~30の二日間の日程で、桜井さんが出演するのは5/30(日)。運命かな、僕の30歳の誕生日である。「あぁ、これはきっと桜井さんから僕への誕生日プレゼントに違いない」と、久しぶりにちゃんとチケット抽選に応募していた。 しかし残念ながらこのイベントも、漏れなく感染症の影響を受けて実開催は中止、オンラインでのライブ配 [→続きを読む]

ここだけの話、最近ちょっとヒゲに興味がある。自分のヒゲを生やすこと、に興味がある。 なんで今さら?と聞かれると難しいのだが、心当たりがあるとすれば、今放送しているテレビドラマで竹野内豊がカッコよくヒゲを生やしているからか。もちろん、ヒゲがカッコいいのではなく、竹野内豊がカッコいいのだということは分かっている。自分がいくら綺麗にヒゲを生やしたところで竹野内豊になれないことは、いくら阿呆な僕にも分かる。それでもやっぱり男なら、特に厳つい系の顔や身体を持っている男なら、一度は生やしてみたいもの(と僕は [→続きを読む]

「一足早い誕生日プレゼント」と、一冊の本をもらった。本を贈ってくるなんてお洒落じゃないか、と思いつつ、カバーの付けられた文庫本を開くと「走ることについて語るときに僕の語ること」だった。趣味がランニングの村上春樹が、それについて書いた本だ。 もしかしたらお気づきかもしれないが、僕は村上春樹の本で、読んでいないものはほとんど無い。若干退屈な旅行記とか、インタビュー集とかを除いて、ほぼ読んできたつもりだ。なのでこの、「走ることについて語るときに僕の語ること」も既読である。ブログを読み返すと、どうやら2 [→続きを読む]

ある休日、最近子供が生まれたという友人宅を訪ねた。人生の各段階にそれぞれいつも数人、親友と言っていい友達がいるのだが(少なくとも僕は親友だと思っているのだが)、その中の一人、同い歳の女友達だ。彼女の旦那さんも同じ歳ということもあって、昔からちょいちょい夫婦と遊んだりもしていた。その二人の間の子供が生まれたのだから、挨拶くらいしておこうというイベントである。 姉貴の子供が生まれた時もそうだったけど、僕は赤ん坊に触れるのが苦手だ。僕みたいな人間が変に触ると壊れてしまいそうだから。さらに身も蓋もない話 [→続きを読む]

今月61歳になった父親の誕生祝いに、姉と二人で財布を贈った。全くもってブランド志向のない我が家族だから、デザイン優先で、赤い皮の二つ折り財布。それまで父親の使っていた、もともとどんな色だったかもよく分からない緑っぽいボロボロの二つ折り財布を新しくしようというコンセプトで贈った。 それ以来、そういえば自分も、今の財布はだいぶ長いなぁなんて思い始めてしまった。今僕が使っている財布を買ったのは、大学一年生で初めて国際試合に選んでもらって行った韓国からの帰路。余ったウォンを空港で使い切るという名目で買っ [→続きを読む]

何事も適度が大事なのは分かっているのだが、自分にとってどのレベルが適度なのかを見極めるのは結構難しかったりする。僕にとって、適度な運動とは?これが意外と難しい。 最近ご縁があって、ちゃんとしたトレーナーに付いてもらってウエイトトレーニング(以下、WT)をする機会があった。僕はトレーナー付きのWTというものをほとんど経験したことがない。そもそも柔道競技において、ちゃんとWTをすることが重要だと認められ始めたのはここ10年くらいだし(それまで「柔道のパワーは柔道でしか身につかない」という悍ましい根性 [→続きを読む]

今や企業には、従業員が健康に働けるよう取り組むことが求められる時代である。弊社も漏れなく従業員の健康のために色々と頑張っている。その取り組みの一つとして、”さつき・ラン&ウォーク 企業対抗戦”に会社としてエントリーする旨、会社の掲示板に告知が出ていた。これは、エントリーした各企業の従業員に専用のアプリをダウンロード・会員登録させ(アプリへの位置情報開示を許可し)、ランニングもしくはウォーキングをした距離を競うというイベント。対象期間は5月の一ヶ月間だから”さつき”のようだ。 こういう身体を使うイ [→続きを読む]

人の人間性や考え方に、“もって生まれたもの”と”育てられ方”、どちらの影響が大きいのか? 難問を考えることを生業とする人たちにとって、これは一つの大きなテーマであるに違いない。 最近僕は、僕自身について、”育てられ方”だなぁとつくづく思う部分がある。それは”たくさん食べる”ことを「偉い」と感じてしまうことだ。最近初めて一緒にご飯に行った人に、ちゃんと食べていることに対して「偉いねー」と言ってしまい、「え、偉いの?」と返され、そう言われて面喰い、「偉いのか?」と迷ってしまって、気がついたのだ。 思 [→続きを読む]

もうすぐ3月が終わって、世間一般でいうところの年度が切り替わる。僕の会社は10月末決算だから、3月から4月になるタイミングでは、新入生の加入があったりなかったりするくらいで、会社として「さぁ」という雰囲気はない。ただ僕としては、「自分が普通の人になって何年目」という意味での節目で、感慨深かったりするのである。この3月の終わりで、僕は柔道家でなくなってから丸々3年が経ったことになる。来月からは普通の人4年目に突入である。 この3年を振り返ってみる。周囲の引退した柔道家が、急に運動しなくなったのにご [→続きを読む]

来月から新年度になるこの時期、大事なカード類なんかの期限切れに伴う更新作業があったりする。この前電話で「3月で切れるクレジットカードを更新しますか?」と聞かれたから、「する」と答えて、そういえば引っ越してから申請していなかった新しい住所を伝え、本人限定受け取り郵便で新しいカードを送ってもらうことになった。 数日後に郵便局のオジさんが、ちゃんと僕の新しい住所にそのカードを届けてくれた。数cm四方の小さな紙を渡して、「どこでもいいので、受け取った証明のサインをしてください」と言う。 些細なことだが、 [→続きを読む]