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 遠征で指を脱臼したり、日々の練習で捻挫や突き指が絶えないのは、カルシウムが不足しているからだよ、と僕の骨が呟いたから一週間に8本(リットル)の牛乳を飲んだ。すると今度は大腸さんが、もっと食物繊維が無いとウンチは固めてあげられないよ、と言うので野菜をたくさん食べる。柔道家として、体が資本の我々は体と常に会話している。  突然だが、金曜日6月11日に祖母が逝ってしまった。俺が韓国に行った日、6月1日時点で余命1・2日との宣告を受けたのにもかかわらず、驚異の体力で、その日まで頑張った。僕自身はだいぶ [→続きを読む]

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 韓国合宿で柔道に関して思ったことは先週書いたけど、海外に行って感じることは他にもいっぱいある。日本では当たり前の常識や習慣が通用しない。面白いと言えば面白いんだけど、苦労することもたくさんある。 我々が今回泊ったホテルは少し変わっていた。ツインの部屋を取ってもダブルベッドが一つあるだけ。いくら家族のように仲のいいメンバーでも、100キロを超える男二人が一つの布団でポヨポヨ寝るのは、見ていてもやっていても、あまり微笑ましくない。仕方がないからフロントで布団や簡易ベッドをも借りて、一人はそこで寝た [→続きを読む]

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 先週一週間(1日~6日)まるまる韓国で合宿だった。全日本ジュニアメンバーと全韓国のジュニアメンバーの合同合宿。よく分からない場所 ( 地名も全てハングル文字だったため、自分たちがどこにいるのか全く把握できなかった )の龍仁大学とやらで練習した。正直、大学生もジュニアチームも想像していたより遥かに強かった。特に気持ちが強い。ヨーロッパでの練習と比べるとよく分かるけど、みんなガムシャラに自分を追い込んでいた。乱取りはかなり喧嘩腰で、投げると、ムキになる。そんなもんだから、「 俺らも負けてらんねー [→続きを読む]

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 今週は朝4時から始まった。日曜日(23日)。待ちに待って、はいなかったけど、東京学生柔道大会 ( 全日本学生東京予選 ) である。ムニャムニャ言いながら始発電車で慶應三田キャンパスの道場に行って、グーグー言いながら打ち込みをした。ウトウトしながら金の玉ねぎを被って、周りを濠で囲った会場に乗り込んだ。日本武道館。  今回は色々な意味で初めての試合だから、やっぱ緊張するかなー、と思っていたけど、いざ畳に立つと良い気分だった。相手があまり強くなかったということもあるかもしれないけど、久しぶりに楽な感 [→続きを読む]

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 だんだんと暑くなってきて、ジメジメしてきた。デブにとっては一番キツい季節だ。ドロドロに溶けちゃうんだよね。朝、急いで満員電車に乗ると周りの人に凄く嫌がられる。我ながら熱気と湿気が凄いんだね。我々超級柔道家は地球温暖化に少し貢献(?)しているかもしれないね。  さてさて、遂に来週の情報基礎の授業でタイピングのブラインドタッチ試験がある。入学前から超級の先輩に、我々にとって最大の壁、と警告されていた試験だ。正直言ってピンチである。どれくらいピンチかと言うと、準備体操もしないでリネールと戦うくらい、 [→続きを読む]

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 谷亮子が参議院選挙に出馬して、石井慧が結婚しそうな時に、藤井岳はトフル試験やら、中国語インテンシブやらにイジめられている。でも、こんなに勉強する毎日って、キツいけど充実してるな、とか思ったりして。  8日のトフル試験、2時間の死闘の末、200本くらい投げられたような気分で終了した。英語はだいたい一つの文章に分からない単語が二つ以上あったら読めないと言われているけど、正直僕には半分以上の単語が分からなかった。今となっては中国語の方ができるかも。中国語インテンシブも最初の数週間は発音だけで、テスト [→続きを読む]

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 東海大相模高校を卒業してからの2カ月間弱、柔道においては常に自分との闘いだった。というとカッコつけのようだが、そうではなく文字通りの意味で自分と戦っていた。できることを全力でやる、環境に甘えず常に向上心を持って妥協せず努力する、そう自分に言い聞かせてはいたが、正直ずっと怖かった。柔道の強豪大学に進学したライバルや仲間たちは、新しい環境でもっともっと上に行っているのではないか、すでに自分だけ取り残されているのではないか。不安で仕方なかった。全日本合宿が5日に終わった。今回は肺炎も怪我もなく、そん [→続きを読む]

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 今週は勉強も柔道も充実していた。26日と30日に中国語インテンシブのテストがあった。いくつかの科目からゴールデンウィーク中のレポート課題が出た。29日には日本武道館での全日本選手権を見学に行って、30日から母校・東海大相模高校での全日本合宿に参加している。  全日本選手権では高校時代の一年先輩、高木海帆選手が大活躍した。他にも一緒に稽古したことのある人や、とても身近な人が頑張っていた。全日本選手権に出るということが、果てしなく遠いような、でも近いような不思議な感覚だった。  全日本合宿初日のミ [→続きを読む]

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 履修申告も19日に終わり、本格的に大学生活が始まっている。宿題も出る、出席もとられる、テストもある、ため息もオナラも出る(冗談)。いよいよ、これからが本当の勝負だと思う。そんなこととは関係ないけど、先週一週間はいろいろな楽しい事もあった。  村上春樹の新作は発売初日に購入して一気に読破した(16日~18日)。これは村上春樹の小説の中では珍しく(?)ハッピーエンド・ラブストーリーで心が温まった。「 俺もそろそろ恋をしなくては 」 と切実に思った。せっかく慶應ボーイだし。読み終わった後、感想を語り [→続きを読む]

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 水曜日までは先週と変わらず、ガイダンスを受けた。履修選抜は何とか全勝していて、時間割作りは比較的うまくいった。と言っても手当たりしだいの科目を選んでいるもんだから、いまいちまとまりの無いような気がしてしまう。面白い授業もあるし、退屈な授業もあるし、ついていけるか分からないような授業もある。まさに、不安と期待で胸いっぱいの一年生、誕生。木・金曜日はいよいよ第一回目の授業だった。授業が始まってみると、自分がいかに世間を知らずに生きてきたかが分かる。高校3年間、世間と完全に隔絶されて生きてきたからね [→続きを読む]