上智大学理工学部公募制推薦入試について解説しています。出願資格、募集人数、選考スケジュール、倍率、選考科目、出願書類の内容など、上智大学理工学部公募制推薦入試の全体像について理解することができます。
目次
上智大学理工学部公募制推薦入試の概要
募集人数・出願資格・選考科目
学科 | 募集 人数 | 現浪 要件 | 評定 要件 | その他要件 | 選考科目 |
---|---|---|---|---|---|
物質生命理工 | 10 | 現役 のみ | ①全体の評定平均値4.0以上または ②全体の評定平均値3.8以上かつ数学・理科それぞれの評定平均値4.5以上 | 以下の科目の履修。 数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・Bおよび 物理基礎・物理または 化学基礎・化学または 生物基礎・生物/ 所定の外国語検定試験基準 | 書類/ 個別テスト/ 面接 |
機能創造理工 | 10 | ||||
情報理工 | 10 |
外国語検定試験の基準について
出願には以下のいずれかの外国語検定試験の基準を満たす必要があります。
英検:2級
TOEFL:iBT 42(PBTスコアでも提出可能)
TOEIC:L&R 550およびS&W 240
国連英検:C級
IELTS:4.0(Academic Moduleのみ)
TEAP:220(4技能、各50)
TEAP CBT:325(4技能)
GTEC:960
ケンブリッジ英検:142
※所定の期間に取得したスコアのみ有効。詳細は募集要項をご確認ください。
上智大学理工学部学部公募制推薦入試スケジュール
出願:11月初旬
↓
試験:11月下旬
↓
合格発表:12月初旬
↓
入学:翌年4月
上智大学理工学部公募制推薦入試の倍率
物質生命理工学科
物質生命理工学科の倍率は年による差が大きいですが(これまで5.0倍などの年もあり)、2024年度は1.7倍でした。
機能創造理工学科
機能創造理工学科の倍率も年による差が大きいですが、2024年度は1.7倍でした。
情報理工学科
情報理工学科の倍率は理工学部の中では高めの水準にあります。2024年度は2.0倍でした。
出願書類
出願書類の中で特に重要なのが「自己推薦書」と「レポート等特定課題」の2つです。それぞれについて解説します。
自己推薦書
自己推薦書は自らが「上智大学経済学部で学ぶにふさわしい人材であること」をアピールするための書類です。
募集要項では以下のように記されています。
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」「課外活動・社会活動の実績」「特技」等を記述し、自己を推薦する内容であるもの。
所定の用紙はWebサイトよりダウンロードでき、手書きまたはWord形式で作成が可能です。記入可能な文字数は1,000字程度です。
レポート等特定課題
特定課題は学科ごとに異なります。
物質生命理工学科
これまで自身が興味を持った自然現象・物質や裁量・生命現象の中から関心のあるテーマについて、化学・生物学・物理学などの視点から、①興味を持った理由、②自身が将来貢献したいことについて解説しなさい。
A4用紙 800~1000字程度・横書
ワープロ原稿可
機能創造理工学科
これまで自分が興味を持った自然現象、先端技術、環境問題などについて、機械工学、電気・電子工学、現代物理学の中の複数の視点から、興味を持った理由と自信が貢献したいことを解説しなさい。
A4用紙 1000字程度・横書
ワープロ原稿可
情報理工学科
次の 1 と 2 の両方について、レポートをまとめなさい。
1.新聞、テレビ、インターネット等のニュース記事や番組で取り上げられた自然科学または科学技術に関する報道の中で興味を引かれたものを 1 つ選び、次の 2 点について記しなさい。
●報道内容の概略
●その報道に興味を引かれた理由
2.上智大学理工学部情報理工学科への入学を希望するにあたり、次の 2 点について記しなさい。
●入学後に学びたいと考えていること
●学びたいと考えた理由や動機
A4 用紙 1.と2.それぞれについて1000字程度(合わせて 2000 字程度)・横書
ワープロ原稿可
個別テスト
個別テストの内容も学科により内容が異なります。
物質生命理工:自然科学を対象とした小論文(物理学、化学および生物学の分野から二つを選択し、与えられた課題について論述形式で解答)(120分)解答をもとに理解力、思考力および論述力を評価する。
機能創造理工:数学、物理の基礎に関する理解力、思考力および論述力を問う試問(120 分)
情報理工:数学、物理の基礎に関する理解力、思考力および論述力を問う試問(120 分)
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