入学試験概要
慶應義塾大学理工学部では、総合型選抜を採用し、電気情報工学科<最大10名程度>、数理科学科<最大10名程>、化学科<最大4名程度>を募集しています。
慶應義塾大学理工学部分野志向型入試(旧AO入試)の主な出願要件として、一つ目に、高校在学中の優れた活動実績があります。募集要項には、「高等学校在学中あるいはそれに相当する課程の期間中に、勉学・課外活動などで研鑽を積み重ねてきた者。特に、希望する学科の分野に関連して、深い興味を持つに至る探求(より深く理解している科学技術の内容や科学技術系コンテストの実績など)を行ってきた者」と記載されています。
二つ目は、評定平均です。全体の評定平均値が4.1以上であるとともに、数学と理科(物理・化学)の評定が4以上であることが求められます。
他にも、欠席日数の合計が30日を超えないこと、外国語については英語コミュニケーションⅠ・英語コミュニケーションⅡを含み合計14単位以上を修得していることなども求められます。
書類選考で重要視されるのは、「志望理由書」と「入学志願者調書」です。
「志望理由書」では、慶應義塾大学理工学部を強く志望する理由、および、入学後、どのような分野・テーマについて学び、どのような夢・希望を実現したいと考えているかを2,000字以内にまとめます。
「入学志願者調書」では、白紙で3ページにもわたって自由に自己紹介をする欄が設けられています。ここでは、高校在学中にあげた優れた活動実績を盛り込んで記載することが求められます。
第2次選考では、第1次選考合格者に対して、論理的な思考を問う総合審査を行います。ただし、化学科は第2次選考を行いません。
以下、総合審査の内容です。
電気情報工学科
・【基礎力審査】数学の基本的な考え方を問う筆記問題
・【応用力審査】課題解決型記述問題(物理、数学およびそれらの応用)(学習指導要領の範囲内)数理科学科
・【基礎力審査】数学の基本的な考え方を問う筆記問題
・【応用力審査】数学的な思考を問う記述問題化学科:
・【基礎力審査】実施しない
・【応用力審査】実施しない
第3次選考では、第2次選考合格者(化学科は第1次選考合格者)に対して、面接試験を行います。面接の時間は電気情報工学科と数理科学科はそれぞれ一人20分程度、化学科は一人40分程度です。
質問内容は以下となります。
電気情報工学科
・物理、数学およびそれらの応用、志望動機や興味などについて数理科学科
・数学的な考え方、および志望動機や興味などについて化学科:
・志望動機や化学全般、その他(物理、数学など)について
慶應義塾大学理工学部分野志向型入試 スケジュール
出願:10月上旬
↓
1次発表:10月下旬
↓
2次選考:12月上旬
↓
最終発表:12月中旬
↓
入学:翌年4月
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