前回に引き続き、「放送制度の将来」について。 現時点で問題なのは、「キー局」と「ローカル局」という関係の構図である。キー局の番組が地方で流れることはあっても、ローカル局の番組が首都圏で流れることはあまりない。せいぜい、年に数回行われる「放送ハプニング集」のような番組で、地方のアナウンサーのハプニング映像が取り上げられるくらいだ。地方の番組内容が注目されるわけではない。 地方にも面白い番組はきっとあるはずだ。仮に現在ないのであれば、つくるべきだ。ローカル局にそのような権限を与えることによって [→続きを読む]