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都立西高校 推薦入試

入学試験概要

都立西高校の推薦入試は入学者全体の20%にあたる男子32名、女子30名の募集があります。
試験全体に占める調査書点の割合が40%(360点)と他校と比較して低く、その一方で作文点の割合が約33%(300点)と高く設定されているのが特徴です。
作文試験では例年特徴的な問題が出題されており、作文の攻略が合格の一つの鍵といえます。

 

推薦入試配点

・調査書 360点
・作文 300点
・個人面接・集団討論 240点
(※集団討論は2021年度・2022年度、2023年度実施されず)
合計900点満点

 

自己PRカード

出願の際に提出する書類です。自己PRカードには点数がつきませんが、個人面接の材料として用いられるため、面接の出来を左右する重要な要素といえます。そのため、事前によく作り込んでおく必要があります。
自己PRカードでは以下について記述します。

1.志望理由について
2.中学校生活の中で得たことについて
3.高等学校卒業後の進路について

 

作文

作文は制限時間50分、制限字数600字以内で、提示された偉人の言葉について「あなたが感じたり思ったりすること」を書くという内容になっています。

<作文の問いとなる言葉>
令和4年度: 「人間らしさ」という言葉は、「人間らしさ」が失われようとするとき、あるいは損なわれるような事態に陥つたときに口にされる。(畑中章宏)
令和3年度:ドアをあけると風が私を待っていた。だから私は、黙って風に自分を預けたのだ………。(黒井千次)
令和2年度: 「わかりやすさ」の民にはまらないようにするためには、やはり私たち社会を構成するひとりひとりが、「知る力」をもつと鍛えなければなりません。(池上彰)
平成31年度: 数について何かを発見するためには、数を転がして、ころころと手のひらで弄ぶことが一番重要なんです。(藤原正彦)
平成30年度: 問題を出さないで答えだけを出そうというのは不可能ですね。(岡潔)

 

個人面接と集団討論(※集団討論は2021年度・2022年度、2023年度実施されず)

集団討論ではグラフや図などの資料に基づいて討論が行われます。討論の前に配布された資料を読み取り、意見をまとめる時間として5分間与えられます。討論の時間は30分間となっています。
個人面接と集団討論の評価の観点は以下の4点です。

■ コミュニケーション能力
他者の意見を正しく理解し、自分の考えを他者に正しく伝える力

■ 思考力・判断力・表現力
課題を論理的に考察し、広い視野に立って判断し、わかりやすく伝える力

■ リーダーシップ、協調性
協調性をもち、入学後も指導的役割を果たしていく力

■ 出願の動機、進路実現に向けた意欲
出願の動機、進路実現に向けた意欲が明確である。

<集団討論テーマ>(※集団討論は2021年度・2022年度、2023年度実施されず)
令和2年度:「人口ピラミッドについて」
平成31年度:「食品ロスについて」
平成30年度:「ボランティア活動について」
平成29年度:「環境問題に関する世論調査について」
平成28年度:(公開情報なし)
平成27年度:「若者の充実度について」

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