前回書いたように先週末28日の夜から30日まで、大学時代の同期の結婚式のため福岡の博多に行ってきた。   式と披露宴は、爽やかで、実に気持ちがよかった。珍しく披露宴会場がガラス張りで、よく晴れた外の光をたくさん取り入れていたからかもだろうか。一般的な結婚式とは構成が少し違くて、少し重たいような感動場面が少なかったからだろうか。とにかく、全体的に「あまりカッコ付けないカッコ良さ」があった。 初めての友人代表スピーチは、あくまで当事者の印象だが、特に可もなく不可もなく終わったように思う。と [→続きを読む]

今週末、大学時代の同期の結婚式で福岡へ行く。この結婚式は僕にとってなにかと初めて尽くしで、楽しさやら緊張やらがゴチャゴチャに詰まったイベントになりそうである。   まず、慶應大学関係の結婚式に出るのは初めてだ。かつ柔道関係以外の結婚式も初めてである。僕はこれまで6つの結婚式に出席させてもらっている。この歳にしてはなかなか多い方だと思う。しかしその6つは全て柔道関係のもの。しかも一つの式につき少なくとも2人、多い時は10人以上オリンピアンがいるようなものばかりだ。今回のも大学柔道部で一緒 [→続きを読む]

青梅の実家で墓参りをした日の午後、久しぶりに近所の川に遊びに行った。多摩川上流の渓谷である。午後から青梅に遊びに来たパーク24柔道部の2人(同期が1人と、同期みたいな2つ上の先輩)それから姉貴夫婦の5人。 小さい頃は夏の間毎日通った川だが、久しぶりに見ると、水かさも少なくて全体的にこじんまりと見えた。各地で問題になっている梅雨時期の雨不足のせいと、自分が大きくなりすぎて子供の頃見たものが小さく見える現象が相まったのだろう。   水自体はきれいなままで安心した。ただ、水質のせいか他の原因 [→続きを読む]

先日、祖父の命日が近いので、墓参りに青梅の実家に帰った。我が一族の墓は、特に由緒ある厳ついものではない。ここ数年の間に、青梅の実家から近くてペットたちと一緒に入れるという珍しい墓所に、藤井家と母方の赤井家の二つをポンポンと建てた。藤井の墓には今は祖父だけ、赤井の墓には祖母が犬3匹と一緒に眠っている。二つとも可愛らしい小さなお墓だ。そんな大袈裟に祀らないでくれ、というのが僕らの考えなのだ。ちなみに、僕が死んだ時は、骨はどこかの海にばら撒いて欲しいと思っている。暗い石の中に閉じ込められるよりも、海に [→続きを読む]

旅の最後の夜は、白川郷で過ごした。村の一番奥の方にある合掌造りの民宿に泊まったのだ。よく見る合掌造りの写真から、小さくて可愛らしい三角の家というイメージを持っていたが、実際に観てみると、大きくて立派でビックリした。 僕らが泊まった夜、ちょうどどこかのテレビ局が取材に来ていて、夕食の様子を撮影させて下さいと申し出てきた。あまり気乗りしなかったけど、こんなところで断るのも可哀想なので仕方なくOKした。途中「白川郷に来てみて、村や合掌造りを見て、どうですか?」的な質問をされた。大して知識もないくせに、 [→続きを読む]

次の日美湾荘を出発した我々は、能登島を通って北上し、能登半島の先端“禄剛崎灯台”まで行った。何をしに行ったというわけでもないが、一通り有名スポットを見ておきたかったのだ。 能登半島は、どうやら半島の先に行けば行くほどいわゆる田舎になるようだ。北へ進むにつれて、外を歩いている人がいなくなり、走っている車が少なくなり、コンビニがなくなり、信号がなくなっていく。いずれにせよ、貸し切り同然の自然の中を行くストレスフリーなドライブだった。 灯台に登る坂道の途中に、大きく「WELCAME」と彫られた木が立っ [→続きを読む]

全日本実業団団体戦を終えてから、僕ら柔道部は1週間のお休みに入った。こういう長期の休み(我々は「解散」と呼んでいる)は年に3回しかない。この大会が終わったあと、8月末の個人戦が終わったあと、年末年始の3回だ。 そんな貴重な長期休暇に、今回は前々からしっかりと旅行の計画をたてて臨んだ。何度か書いたように計画性のない僕とって、これは非常に珍しいことである。増してや柔道着を持たない旅行を自ら計画するなんて、本当に初めての経験であった。 さて、具体的にどんな旅行をしたのかというと、相方と2人、1泊目=富 [→続きを読む]

ここ何か月か、月末になって慌ててこのブログを更新している。このブログは月に4回の更新が義務なのだ。いつも「来月こそはしっかり計画的に更新しよう」を思っているのだけど、いざ始まってみるとなかなか時間が作れなくて、この有様だ。でもこのお蔭で、スケジュールこそキツキツだが、毎月の終わりにその一か月の間にあった出来事を思い出し、一度自分の中で整理して次の月を迎えられたりもする。 と言うわけで、僕の2017年6月を今から少しずつふり返る訳なのだが、残念ながら最初はあまり明るい話題ではない。この前フリで何と [→続きを読む]

前回の記事にも書いたけれど、今週末6月3・4日は全日本実業団団体戦だ。男子は3日が三部、2日が一・二部の試合が行われる。この大会は全日本実業団個人戦と違って毎年開催地が移動する。僕の実業団一年目は静岡藤枝市、二年目は秋田市、三年目の去年は宮崎市、そして今回は富山県小杉市での開催である。なかなかまとまった休みの取れない自分には特に関係がないと思っていた“北陸新幹線”の恩恵を思わぬ形で受けることとなった。分からないものである。 今回僕は二部の補欠でエントリーされている。「とうとう一部で使われなくなっ [→続きを読む]

どれだけの人が知ってくれているか分からないけれど、あるいはどれだけの人が興味を持ってくれるか分からないけれど、5月の末30日、ゴミ0の日は僕の誕生日である。ちなみに今日は30日、もうすぐ26歳最初の一日が終わる。昨日で僕はちょうど4半世紀生ききったのだ。そう考えると我ながら大したものである。 とは言え、26歳になった感想や抱負などを聞かれても少し困る。26歳から車の保険が安くなるってことは、若干落ち着く、とみなされるということではあるようだが、実際にはどんな風に心境が変化すればいいのか分からない [→続きを読む]