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 東海大相模高校を卒業してからの2カ月間弱、柔道においては常に自分との闘いだった。というとカッコつけのようだが、そうではなく文字通りの意味で自分と戦っていた。できることを全力でやる、環境に甘えず常に向上心を持って妥協せず努力する、そう自分に言い聞かせてはいたが、正直ずっと怖かった。柔道の強豪大学に進学したライバルや仲間たちは、新しい環境でもっともっと上に行っているのではないか、すでに自分だけ取り残されているのではないか。不安で仕方なかった。全日本合宿が5日に終わった。今回は肺炎も怪我もなく、そん [→続きを読む]

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 今週は勉強も柔道も充実していた。26日と30日に中国語インテンシブのテストがあった。いくつかの科目からゴールデンウィーク中のレポート課題が出た。29日には日本武道館での全日本選手権を見学に行って、30日から母校・東海大相模高校での全日本合宿に参加している。  全日本選手権では高校時代の一年先輩、高木海帆選手が大活躍した。他にも一緒に稽古したことのある人や、とても身近な人が頑張っていた。全日本選手権に出るということが、果てしなく遠いような、でも近いような不思議な感覚だった。  全日本合宿初日のミ [→続きを読む]

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 履修申告も19日に終わり、本格的に大学生活が始まっている。宿題も出る、出席もとられる、テストもある、ため息もオナラも出る(冗談)。いよいよ、これからが本当の勝負だと思う。そんなこととは関係ないけど、先週一週間はいろいろな楽しい事もあった。  村上春樹の新作は発売初日に購入して一気に読破した(16日~18日)。これは村上春樹の小説の中では珍しく(?)ハッピーエンド・ラブストーリーで心が温まった。「 俺もそろそろ恋をしなくては 」 と切実に思った。せっかく慶應ボーイだし。読み終わった後、感想を語り [→続きを読む]

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 水曜日までは先週と変わらず、ガイダンスを受けた。履修選抜は何とか全勝していて、時間割作りは比較的うまくいった。と言っても手当たりしだいの科目を選んでいるもんだから、いまいちまとまりの無いような気がしてしまう。面白い授業もあるし、退屈な授業もあるし、ついていけるか分からないような授業もある。まさに、不安と期待で胸いっぱいの一年生、誕生。木・金曜日はいよいよ第一回目の授業だった。授業が始まってみると、自分がいかに世間を知らずに生きてきたかが分かる。高校3年間、世間と完全に隔絶されて生きてきたからね [→続きを読む]

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 4月8日から授業が始まった。といってもSFCは、最初の一週間はガイダンスや履修者選抜。その一週間を経て最終的な履修申告をする。つまりこの期間が今後の生活の重要な鍵になる。しかし正直、システムが複雑すぎて何が何だか分からない。必修科目が少ない分、ほとんど自分で時間割を組まなきゃいけない。そこが総合政策学部の売りでもあるんだけど、具体的な将来の夢が見えていない私は迷いに迷う。柔道部の先輩に質問しまくって何とか完成させるものの、本当にこれでいいのか全く自信がない。 ( SFCに来る後輩へ・・・絶対に [→続きを読む]

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 3月31日。運転免許教習所の卒業試験。沿道のサルたちの声援を受けて、額の汗を拭いながら必死に運転し、無事クリア。短いようで長い2週間だった。ありがとう対水館 ( 泊まっていた民宿 )。毎回毎回、飯を食い尽くしてしまう自分を最後まで見放さず食料を与えてくれた。さようなら大町 ( 教習所 )。またいつか、もう一度行きたい。とは思わないけれど、ため息が出るほど退屈で、あくびが出るほど平和な良いところだった。何か大きな事を成し遂げたり、凄い伝説を作ったりした訳じゃないけど、何となく良い気分で東京に帰っ [→続きを読む]

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 免許合宿が始まって早くも12日が過ぎた。終盤だ。生活は先週と特に変わらないのだけれど、気持ち的にはだいぶ慣れてきた。朝は宿の目の前の木崎湖の周りを1時間ほど走り、宿の温泉を浴び、朝食後教習所に行って運転をする。夕方には宿から徒歩5分ほどのところにある温泉に行ってサウナで干からびる。毎日のように雪が降る。空気は薄いけど綺麗。飯はうまい。すごく平和。  24日に仮免試験があり、何とか合格した。運転は間違いなく上達している。それにしてもあんなに緊張したのは、昨夏の奈良インターハイ以来かも知れない。何 [→続きを読む]

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 高校のクラスの友達と一緒に自動車教習所の合宿コースに参加している。  16日、あずさ3号で立川から3時間、長野の山あいの町に来た。駅に降りた瞬間、「こりゃやばい」と思った。私の実家は奥多摩の山々と多摩川の渓谷に挟まれた田舎町にあるが、その青梅より更に田舎だ。心和むけど、かなり不便そう。ここで2週間。  入所初日から授業が始まった。正直、運転をなめていた。学科もなめていた。柔道の 『 組み手 』は切れてもハンドルは切れない、『 足払い 』 はできても半クラッチはできない。全国大会決勝より緊張する [→続きを読む]

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 遂に、遂に卒業しちゃいました。「本当に語りきれないほど色々なことがあったなー」シリーズは、もう書きません。いざこうして歓送会で追い出され、卒業式で名前呼ばれて、後輩に胴上げされて、終わってみると・・・。 今のところ気持ち的には何も変わらない。正直私はそれらのイベントで何かしら区切りのようなものを感じるのだろうと思ってた。「もう戻れないんだ」というようなポイントがあると思っていた。こんなこと言うと「いやいや、お前は十分泣いてたよ」って言われちゃいそうだけど、自分の中では、そのポイントで死ぬほど泣 [→続きを読む]

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  今回は、私の実際に提出した自由記述スペースに書いたものを紹介します(ただしフォーマットは変え、個人的な写真は抜いてあります)。SFCがその中のどこを買ってくれたのか(あるいはどこも買ってくれていないのか)分からないから、あまり影響されない程度に読んで下さい。  この「後期」については、二次面接の際、(無理矢理)国際問題と絡めてかなり突っ込まれました。それについてはまたいずれ書こうと思います。 オランダ・ドイツ紀行 2009年夏、東海大学の主催するオランダ・ドイツ柔道研修旅行に参加した。参加は [→続きを読む]