どんな仕事をしているの、と聞かれたとき、私は、多くの場合、「教育関連の仕事をしています」と答える。しかし、「教育」という言葉にはいつも違和感を持っている。「教育」という言葉には先生が生徒を「教え育てる」という一方的なイメージがある。私たちが洋々で目指しているのは何かを教えることではなく、受講生に何かを学んでもらうことである。教えて育てることと、学んで育つことは似ているようで大きく違う。主体となるべきなのは学習者であって先生ではない。先生が教えるのではなく、学習者が学ぶのだ。一緒じゃないかと思われ [→続きを読む]