以前ビル・ゲイツの父親が米国における相続税の軽減に反対しているという記事を読んだことがある。彼の主張は貧富の差が広がる中で、生まれたときの不平等は完全には避けられないが、相続税はその不平等を減らす数少ない手段の一つだから、軽減すべきではないというものだった。世界一の富豪を息子に持つ親の確固とした考えに感心した覚えがある。世界長者番付第三位のウォーレン・バフェットも米国で相続税の増税を訴えている 自民、公明、民主3党が相続税の増税案に合意したことは歓迎したい。資本主義の世界では資本を多く持っている [→続きを読む]
