慶應義塾大学理工学部:AO入試 | 総合型選抜の個別指導塾 洋々

慶應義塾大学理工学部:AO入試


入学試験概要

 
※慶應義塾大学理工学部AO入試について、2025年度(2024年出願)からの変更点発表がありました。学問分野への興味の強さを重視し、学科別の募集(電気情報工学科、数理科学科、化学科で実施)で、書類・筆記(化学科は筆記試験無し)・面接により選考する総合型選抜となります。AO入試以外の入学者は2年生年から学科に所属しますが、本入試による入学者は1年次から学科に所属し学科のプログラムを活用することができます。なお、学科の併願および入学後の学科の変更はできないとのことです。

慶應義塾大学理工学部では、学科試験を課さないAO入試を採用し、電気情報工学科<最大10名程度>、数理科学科<最大10名程>、化学科<最大4名程度>を募集しています。

慶應義塾大学理工学部AO入試の主な出願要件として、一つ目に、高校在学中の優れた活動実績があります。募集要項には、「高等学校在学中あるいはそれに相当する課程の期間中に、勉学・課外活動などで研鑽を積み重ねてきた者。特に、希望する学科の分野に関連して、深い興味を持つに至る探求(より深く理解している科学技術の内容や科学技術系コンテストの実績など)を行ってきた者」と記載されています。
二つ目は、評定平均です。全体の評定平均値が4.1以上であるとともに、数学と理科(物理・化学)の評定が4以上であることが求められます。

他にも、欠席日数の合計が30日を超えないこと、外国語については英語コミュニケーションⅠ・英語コミュニケーションⅡを含み合計14単位以上を修得していることなども求められます。

書類選考で重要視されるのは、「志望理由書」「入学志願者調書」です。
「志望理由書」では、慶應義塾大学理工学部を強く志望する理由、および、入学後、どのような分野・テーマについて学び、どのような夢・希望を実現したいと考えているかを2,000字以内にまとめます。
「入学志願者調書」では、白紙で3ページにもわたって自由に自己紹介をする欄が設けられています。ここでは、高校在学中にあげた優れた活動実績を盛り込んで記載することが求められます。

第2次選考では、第1次選考合格者に対して、論理的な思考を問う総合審査を行います。ただし、化学科は第2次選考を行いません。
以下、総合審査の内容です。

電気情報工学科
・【基礎力審査】数学の基本的な考え方を問う筆記問題
・【応用力審査】課題解決型記述問題(物理、数学およびそれらの応用)(学習指導要領の範囲内)

数理科学科
・【基礎力審査】数学の基本的な考え方を問う筆記問題
・【応用力審査】数学的な思考を問う記述問題

化学科:
・【基礎力審査】実施しない
・【応用力審査】実施しない

第3次選考では、第2次選考合格者(化学科は第1次選考合格者)に対して、面接試験を行います。面接の時間はそれぞれ一人20分程度です。
質問内容は以下となります。

電気情報工学科
・物理、数学およびそれらの応用、志望動機や興味などについて

数理科学科
・数学的な考え方、および志望動機や興味などについて

化学科:
・志望動機や化学全般、その他(物理、数学など)について

 

慶應義塾大学理工学部AO入試 スケジュール

 

出願:10月上旬

1次発表:10月下旬

2次選考:12月上旬

最終発表:12月中旬

入学:翌年4月

 

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