今回の付き人業務については、とにかく出しゃばらないことを意識して、穏やかな表情で選手のサポートに徹した。当然と言えば当然だ。対戦相手の柔道スタイルなんて全然分かっていないし、そもそも付き人として付いているこちら側の選手のスタイルだってよく分かっていないのだ。加えて、細かい部分でコロコロと変わっている柔道のルールだって、引退して以降に変更された部分はあまり把握していない。口を出す(出せる)余地がない。 付いている選手が「おそらく相手は●●してくるので、僕は●●します」とか「こういう試合展開になるの [→続きを読む]