外出もできずに籠っている毎日で、特に書くことも思いつかない、持て余した時間を埋めるために最近になってたくさん練習しているギターについて、長々と進捗報告でもさせていただこうかと思う。 自分でも確かな時期を忘れていたけれど、このブログによると僕は2018年の11月頃からギターの練習を始めたらしい(第427回記事)。始めたて当時の記事を読むと、当然ながらコードも分からない上、単にキレイな音を出すのもままならない状態だ。僕のあいまいな記憶によると、このズブズブの初心者状態を抜け出すのに1年ちょいかかった [→続きを読む]

そろそろ参ってきた。コロナのせいで何もしていない故、ここに書くようなことが何一つ思いつかないのだ。仕事に行く以外、これといったことを何一つしていない。全部一人で、トレーニングと勉強とギターの練習しかしていない。普段からそこまでルールを厳格に守るタイプの人間でもないんだけど、わざわざこの時期にリスクを冒してまで遊びに行きますか、と言われると、いやそれほど遊びたいわけではないんだよな・・・となり、なんだかんだちゃんと家でジッとする毎日だ。 そんな生活になってからもう3-4ヶ月も経つ。最初の頃は、あま [→続きを読む]

僕は“営業”と言われる仕事をしたことがない。しかし一人暮らしを始めてからは、たまに訪問販売という営業を受けるようになった。自分で営業をしたことがないのだから、そのテクニックやら手順やらは何一つ知らないのだけれど、どうもウーンと首をかしげてしまうような営業ばかり受ける。 先日夜7時頃、僕がちょうどギターの練習をしている時に、一件の訪問を受けた。ピンポンに答えてドアを開けると、いかにもなスーツ姿のお兄さんが立っていて「夜分にすみません。なにかバンドとかやられているんですか?」とお愛想を言われた後、「 [→続きを読む]

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、外食するのもなんとなく気が引ける今日この頃、やはり自分の家でご飯を食べることが多い。毎食毎食コンビニやスーパーのお惣菜というのも芸がないので、近頃多少料理のようなこともする。 学生時代から実業団時代、少なくとも現役中は寮のご飯があったわけで、基本的に自炊とは無縁で生きてきた。とはいえ僕は料理が特別苦手という訳ではない、はずだ。テレビなんかで出てくる、包丁の使い方が分からないとか、調味料の感覚値が大きくズレているとか、そういう不器用さはない、つもりだ。ただ、以前こ [→続きを読む]

突然だが、僕は”ノルウェイの森”の”永沢さん”なる人物が好きだ。 ノルウェイの森とは、言わずと知れた村上春樹の代表的な長編小説だが、最近時間を持て余している僕はそれを読み返して、改めて思ったわけだ。村上春樹の小説に出てくる男の中で、やっぱり永沢さんが一番カッコいいな、と。 永沢さんは、主人公”ワタナベくん”と同じ寮に住んでいる、学年が少し上の東大生で、家柄も良く、本人もとにかく優秀、明記はされていないけれどおそらく滅茶苦茶イケメンな男である。とんでもなく美人というわけではないけれど人間的な魅力溢 [→続きを読む]

人々の行動が激減して、ありとあらゆるイベントや行事が無くなって、「なんだか時間が止まってしまったみたいだね」とか、「今年一年は歴史上、失われた一年になりそうね」なんて半ば格好つけた感想を持っていたけれど、どうやら地球は止まっていなかったようで、今年もちゃんと暑い季節がやってきた。 想像に難くないと思うが、僕は暑がりだしかなりの汗っかきだから、この季節はあまり得意ではない。今住んでいる家の普段はベッドルームとして使っているロフト部分はサウナ状態でデッドスペースと化し、仕方がないから下のソファベッド [→続きを読む]

みんな同じだと思うけど、こんな状況なもんだから髪を切りに行けなくて困っている。今カレンダーを見直してみると、前回僕が髪を切ったのは3月22日らしい。もう2ヶ月以上も伸ばしっぱなしというわけだ。 ご存知の方もいるかもしれないが、僕の髪の毛って、硬くて太くて多い。少しでも放置して置こうものなら、空き家の庭を身の丈ほどの雑草が埋め尽くすかのごとく、育ちすぎたマリモのごとく、モッサリと生い茂ってしまう。おまけに、性格が髪の毛にまで及んだのか、だいたい45度、僕から見て右斜め上に生えるものだから、台風が過 [→続きを読む]

IRってご存知の通りInvestor Relationsの略で、つまり投資家関係だ。要するに会社の事業やサービス、業績云々を投資家さん達に説明するお仕事なわけで、決算数値の出し方≒財務諸表の作り方云々やファイナンスの知識は必要最低限身につけておかなきゃいけないもの。1.5年前にいきなりIR担当にしてもらった僕は、とりあえず財務諸表がどうやって作られているかを理解すべく、簿記の勉強を始めた。 仕事とトレーニングと飲み会の間を縫っての勉強ではあったけれど、この勉強はなかなか面白くて好きだ。それまでボ [→続きを読む]

マスクをしないで外を走ることもままならない世の中になった。例によって、ほんの少しでもリスクのあることを見つけては、それを批判することが偉いと言わんばかりに自粛を要請する方々が「ノーガードで外を走るのってどうなの?」と声を上げ始めた頃から徐々に、けど確かに、僕らランナーに対する道ゆく人たちの態度は変わっていった。あからさまに距離を取る人、口元を抑える人、引き返す人、などなど。つくづく窮屈で生きづらい世の中になったものだ。 当初はまだ市場にマスクが出回っていなかったから、走る時間やコースを調整したり [→続きを読む]

この外出自粛の時間を使ってやたらとドラマや映画を見ている。今まで録画していたテレビドラマを見終わると、huluにあるもの、たまにTSUTAYAなんかにお世話になって、最近そこそこ話題になったものは手当たり次第に見漁っている。 そんな感じでこの前、映画”ジョン・ウィック”シリーズ、今のとこ3作品を一気に観た。ご存知かもしれないが、キアヌ・リーブス演じる元敏腕殺し屋の主人公が、悪い組織にちょっかいを出されたことにブチ切れて、復讐に走り回る映画だ。複雑な要素はほとんどない。ただただたくさんの銃弾が発せ [→続きを読む]