夏の間だけとはいえ、4年間も通っている我々の手際は極めて良い。何も言わずとも担当が決まっていて、火起こし・野菜のカット・飲み物の準備・テーブルや椅子の配備がスラスラと進み、家に着いてから10~15分で準備は万端だ。ちなみに担当がなくてダラダラしている奴もいるが、それはそれでいい。みんなそれぞれのん担当を楽しんでいるから、ダラダラしているやつはビールでも飲んでノンビリしていてくれていいのだ。ちなみに僕は根っから火遊びが好きだから、火の管理全般を担当している。 脂っこい豚バラを最初に焼いて網を温めて [→続きを読む]

8月最初の日曜日は、今年初めてのBBQをした。僕の地元:青梅の、昔祖父母が住んでいた空き家で、柔道関係の友達10人弱で盛大にやった。コロナになった2020年の夏から4年連続で開催している。もはや恒例行事だ。 僕の実家は、住所こそ青梅市だが奥多摩に片足突っ込んだような所にある。いちおう青梅市でも、中心の方はそこそこ都会だったりするのだが、僕の家の周りは本当に山と川しかないド田舎だ。その実家から小学校に通っていた通学路の途中に、我々のBBQ会場となる空き家がある。家の反面はジャングルに覆われていて、 [→続きを読む]

先週末、Mr.Childrenの新しいアルバム”miss you”のリリースが発表された。今の時代、自分からHPなどをチェックしに行かなくても、またファンクラブの通知などをもらわなくても、TwitterやらInstagramやらが勝手に情報を押し付けてきてくれるから、ボーッとしていてもこの手のニュースは早めに入手できる。逆に言えば、TwitterやらInstagramやらは僕の嗜好を割と細かく把握しているということだ。便利であり、恐ろしい時代だ。 アルバムのリリースは今年の10月4日、どうやら収 [→続きを読む]

梅雨のランニングで雨に降られ、仕方なく靴を洗濯するのだが、なかなか乾かない。大概は生乾きの靴を我慢して履くのだが、この前ふと思い立って”厚底シューズ”を卸してみた。2年前くらいに誕生日プレゼントでもらったのだが、厚底は寿命が短いと聞きマラソン大会への出場が決まるまで暖めておこうと靴棚の奥に封印していた厚底シューズ。そういえば来年の東京マラソンには出るつもりだし(もちろん当選すればの話)、そろそろ実践練習を開始しても良い頃だと思ったわけだ。 最初の一歩から違いはハッキリと感じられた。”なんとなく” [→続きを読む]

最近暑くなってきたから、朝のランニングは外を走るようにしている。少し不思議に聞こえるかもしれないが、僕は痩せるため=汗をたくさんかくために走っている故、暑い季節は外を走るのだ。同じ理由で、外が寒くて大して汗が出なさそうな季節は暖房の効いたジムの中を走るのだ。この梅雨の時期は特に湿度が高くて、汗も文句なしに溢れるし、喉も痛くならないから、僕にとって絶好のランニングシーズンだ。 しかし、当然ながら雨に降られる可能性が高いのが梅雨だ。天気予報もこの季節は「何時頃から雨が降ります」とか具体的な宣言を避け [→続きを読む]

だいぶ温めてきた村上春樹の新作「街とその不確かな壁」をこの前読み終わった。4月末くらいに買ったから、約3ヶ月かけてやっと読んだことになる。今回はなんとなく早く読みたいという気にならなかったし、語り合う仲間も周りにいない故に急いで読む必要性もなかった。1週間に一回くらい訪れる上手く眠れない夜に、1時間くらいずつじっくり丁寧に読んだ。 今回の本も、だいたいの村上春樹小説と同じようにストーリーというストーリーがなく、淡々と物事が進んでいった。その淡々と進む物事が、例によって周りくどい文章で書かれている [→続きを読む]

もう一つ、このドラマを観ていて面白いな、というか凄いなと思ったのは、俳優さんたちの身体だ。みんなちゃんと筋肉で太っていて、ちゃんとリアルなお相撲さんに見える身体なのだ。僕も柔道をしてきたから、しかも長いこと100kg超級にいたから、筋肉のデブと贅肉のデブの目利きはプロだ。強いデブと弱いデブを見誤ると大変な目に遭うから、この目利きには少なからず自信がある。その僕から観ても、みんなちゃんと筋肉デブだった。 主人公こそ、かろうじて他のドラマでも観たことがあったから本業俳優の人だと認識できた。けれど、他 [→続きを読む]

少し前くらいからいろんなところでちょいちょい話題になっているNETFLIXドラマ「サンクチュアリ」を観た。朝、ジムを走る時、タブレットで。九州のヤンチャ坊主が、金に釣られて角界に入り、色々と挫折なんかを乗り越えながら、なんだかんだ強くなることを目指して、もがくドラマだ。もちろん主人公が相撲で強くなることがメインで描かれているのだが、とにかくそいつがヤンチャで、悪ガキで、上にも横にも下にもタテついてばかりで面白い。周りの目を気にしながらビクビク生きている自分には到底真似できないタイプだ。そして、そ [→続きを読む]

しかしながら美容師さんに言われたのは「まだこの長さだと、パーマはちょっと厳しいかもしれない。ツーブロックも浅いのが出来るくらいですね」だった。この時の僕の髪の長さ、長いところで15cmくらいあった。耳周りこそ整えてもらっていたおかげでそこそこスッキリしていたけど、前髪なんかおでこ触りまくりで、一歩間違えたら目に入ってくる長さだ。毎日走っている時、自転車に乗っている時、多大なるストレスを抱えながら必死で伸ばしてきて、もう十分だろうと美容室に駆け込んだらそう言われた。ちょっと恥ずかしかったけど、それ [→続きを読む]

人生を通じて、僕はあまり髪を伸ばしたことがなかった。もちろん柔道をしていたことが最も大きい理由なのだが、引退してからもあまり髪を伸ばしてこなかった。どれくらい短かったかというと、前髪がおでこに、側面の毛が耳に、襟足が首に触れたことがないくらい短かった。というより、それらに触れられるのが嫌だったから短くしていた。 それがここ4ヶ月くらい、今年の2月から6月くらいまで、僕は人生で初めて頑張って髪を伸ばしてみた。僕の毛はめちゃくちゃ多くて硬いから、ただ伸ばすとマリモみたいに膨らんでいってしまう。しかも [→続きを読む]