僕の感覚的として、さほど話題になっていないような気がするが4月13日に村上春樹の新作が出版された。タイトルは”街とその不確かな壁”だ。ニュースによると6年ぶりの長編小説とのこと。前回は2017年の”騎士団長殺し”ということになる。そう言われると「”騎士団長殺し”ってどんな話だったっけ?」というくらい、ずいぶん久しぶりなことだ。 6年も空いてしまったから僕としても自分が村上春樹ファンだということを忘れかけていたけれど・・・そう、僕は村上春樹の比較的強めのファンだ。15歳の時、初めての村上春樹で”海 [→続きを読む]