本日(5/16)の読売新聞夕刊の記事でコメントを採り上げていただきました。 AO・推薦専門塾「洋々」の清水信朗代表は「休校中は皆が実績を作れない。今は、興味のある大学や研究テーマを調べたり、将来を深く考えたりと、できることを進めてほしい」と話している。

緊急事態宣言から2週間半が経ち、当初の予定の5/6で終えるべきか、延長すべきかの議論が盛んになってきた。洋々では緊急事態宣言発令の翌日から完全テレワーク態勢で受験生のサポートを続けている。それまでも海外や首都圏外の受講生を中心に一定の割合でSkypeのサポートを行っていたこともあり、そこまで心配はしていなかったが、今のところ特に問題なく順調に受講生のサポートが進んでいるようでひとまずほっとしている。これはたまたまなのだが小論文の課題の回答を写真で送るシステムを開発して今年の3月から運用を始めたの [→続きを読む]

国内でも新型コロナウィルスへの感染が報告され始めた1月末から洋々では受講生または講師が希望する場合、サポート(個別指導)をSkypeでの遠隔指導に切り替えて実施してきました。2月も東京都における感染報告が増える中で高まるリスクに対応する必要があると判断し、2月28日から校舎での指導を原則Skypeにする方針に変更しました。ただし、渋谷本校は通常通りの営業を続け、自習室の使用は禁止したものの、希望する場合、校舎でのサポートの受講も実施してきました。その後、3月の後半に入り、東京での感染者が一段と増 [→続きを読む]

トイレットペーパーが購入できない状態は解消しつつあるようだがまだ棚が空っぽのスーパーもあり思っていたより長引いている感がある。マスクとは異なりいくらコロナウィルスが猛威を振るったからといって需要が急増するものでもないので一時的な不足はあっても製造に問題がなければすぐに元に戻ると思っていた。かさばるものなので足りないからといって一気に配送するのが難しいということもあるのだろう。全面封鎖もあり得る状況なので普段より多めに買っておこうと思うのは自然だし、日本だけでなく他の多くの国でトイレットペーパーの [→続きを読む]

コロナウィルスのせいですっかり自粛ムードになり自宅で過ごしている児童、生徒も多そうだ。最初は学校が休みになってラッキーと思っていた子どもたちも外出もままならない日が続くと次第に暇を持て余すようになる。ごろごろしながらテレビを見たり、すでに何度も読んだ漫画をまた読んでみたり、やり尽したゲームをまたしてみたりする。だんだん飽き飽きしてくるけれど、かと言って勉強するのも面倒くさい。 そんな暇な状態も悪いことばかりではない。たとえばそこにあるものを味わい尽くすようになる。もうほとんど刺激をうけなくなった [→続きを読む]

人間の直観は自分自身の経験と学習によって徐々に具わるものだ。自分の手が自分の意志によって動くことを知ったり、目から入る視覚の情報から個々の物を認識したりするところから始まり、様々な物を見たり、触ったり、そのものの音を聞いたり、匂いを嗅いだりする中で、外界にある物について理解を深めていく。目に見える物がどのような物なのか、硬さであったり、重さであったり、表面の触り心地であったり、初めて見る物であってもある程度想像できるように思うのは、それまでいろいろな物を持ったり触ったりした経験があるからだ。音や [→続きを読む]

少し前の記事で、分かっていなくてもテストで点が取れてしまうことがある、テストで点が取れるからと言って分かっているとは限らない、テストに関係なく自分の「分かる」という感覚を大事にしたい、というようなことを書いた。反対に「分かる」感覚があってもテストで点を取れないこともある。「分かる」こととそれを伝えることは別だからだ。 たとえばある地点Aからある地点Bまでいつでも迷うことなく行ける場合、A地点からB地点までの道順を分かっていると言えるし、自分にも分かっている感覚があるはずだ。ただ、その道順を分かっ [→続きを読む]