食品の賞味期限でも自動車の速度制限でも世の中のルールは保守的に作られることが多い。食品の賞味期限はおいしく食べられなくなる時期のはるか手前に設定されているように思うし、自動車の速度制限もドライバーとして感覚的に適切だと思われるスピードより低く設定されているように感じることが多い。いずれも安全を確保するためにある程度の余裕を持って設定されているのだろう。初めはそれでもよいが余裕を持たせすぎると消費者やユーザーは次第に少しくらい過ぎていても大丈夫だろうと考えるようになる。危険なのは賞味期限を改ざんし [→続きを読む]