就活でも大学受験のAO推薦入試でも志望動機や志望理由を考えるときに時間軸を念頭に置くと整理しやすい。まず今までやってきたことや考えてきたことがあって、それを経て今関心を抱いていることがあって、その延長上に将来実現したいことがあって、そのための次のステップとして、その企業や大学でやりたいことがある、だからそこを志望する、という感じだ。特に自分の過去からつながる将来像を明確に示すことでなぜ次にそこに行きたいのかを伝えやすくなる。 その将来像を示すことが意外と難しい。大学生であれば学部での学びを経て、 [→続きを読む]

政治家が立派な公約を威勢よく掲げて当選した後、みるみるトーンダウンして大幅に妥協していく姿をこれまで何度も見てきた。なので、投票する際には公約の実現を前提とするのではなく、その実現可能性も併せて投票する側が評価することが当たり前のような感じになっている。公約の実現が簡単ではないことを認識しつつも、何としてでも公約を実現しようとする粘り強く実行力のある政治家が少ないことを残念に思っていた。ただ、先週ホワイトハウスを去ったトランプ元大統領の4年間を振り返ると頑なに公約を守るべきという考えが若干揺らぐ [→続きを読む]

AIがさらなる発展を遂げたら、コンピュータが故障したときに自分で自分のことを直すことができるようになるだろうか?もしそれが実現できるとしたらまずはその故障に気付いて何らかのアクションを自分で取れるような仕組みが必要だ。できればその故障の重大性・緊急性を自ら判断して、修理を先延ばしにしても問題ないか、他の作業を止めてまで復旧作業を行うべきか、決められるとなおよい。 自分の故障を察知して自分でアクションを取るための仕組みを考えると、人間が感じる「痛み」がとてもよくできていることに気付く。ほとんど気に [→続きを読む]

新年おめでとうございます。 年が明けても大変な世の中であることには変わりませんが、今年も前向きに今できることに取り組み、サービスの価値をさらに高めるべく、また日々努力していきたいと思います。 本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

コロナ禍抜きには語れない2020年だが、洋々も例に漏れず、できることが制限される中で、コロナウィルスの感染状況を常に注視しながら、そのときそのときでできるベストのことを模索し続けた年だった。 1月に国内で感染例が報告され始めて、まずは、消毒用のアルコール、うがい薬、マスクを用意した。その後、東京でも感染の報告が増加し、2月末には、自習室の使用を停止し、個別指導も原則オンラインで行うようにした。感染拡大はなかなか収まらず3月末に事務も含めて原則在宅勤務に移行した後、緊急事態宣言の発令に合わせて4月 [→続きを読む]

いかなる分野であっても2020年はコロナ禍の年としか言いようがないが学習や教育の分野ももちろん例外ではない。むしろ、まともに影響を受けた分野の一つだろう。首相による臨時休校要請や緊急事態宣言の発令により、4月までに小学校から高校までほとんどの学校が臨時休校を余儀なくされた。大学も多くのところでキャンパスへの立ち入りを禁止にしてオンライン授業に切り替えた。小中高は今では感染予防策を講じながらも教室での授業を行っているところが多いが、大学では未だにオンライン授業だけのところも少なくない。塾や予備校で [→続きを読む]

2009年の衆議院議員選挙で民主党が圧勝して政権交代を果たしたときにはいよいよ日本にも二大政党制が定着するのかと思ったが、2012年に自公連立政権が成立して以来、旧民主党を中心とする野党が離合集散を繰り返し、政権交代の受け皿としては安定感を欠く。今のままだと現政権に不満を持ったとしても政権を交代させることには不安を覚えるという人も少なくないのではないかと思う。アメリカやイギリスのように二大政党制が根付いていると野党の政権運営能力が論点になることはあまりなく、国民が現政権に不満を持つ場合は政権交代 [→続きを読む]