新年おめでとうございます。 年が明けても大変な世の中であることには変わりませんが、今年も前向きに今できることに取り組み、サービスの価値をさらに高めるべく、また日々努力していきたいと思います。 本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

コロナ禍抜きには語れない2020年だが、洋々も例に漏れず、できることが制限される中で、コロナウィルスの感染状況を常に注視しながら、そのときそのときでできるベストのことを模索し続けた年だった。 1月に国内で感染例が報告され始めて、まずは、消毒用のアルコール、うがい薬、マスクを用意した。その後、東京でも感染の報告が増加し、2月末には、自習室の使用を停止し、個別指導も原則オンラインで行うようにした。感染拡大はなかなか収まらず3月末に事務も含めて原則在宅勤務に移行した後、緊急事態宣言の発令に合わせて4月 [→続きを読む]

いかなる分野であっても2020年はコロナ禍の年としか言いようがないが学習や教育の分野ももちろん例外ではない。むしろ、まともに影響を受けた分野の一つだろう。首相による臨時休校要請や緊急事態宣言の発令により、4月までに小学校から高校までほとんどの学校が臨時休校を余儀なくされた。大学も多くのところでキャンパスへの立ち入りを禁止にしてオンライン授業に切り替えた。小中高は今では感染予防策を講じながらも教室での授業を行っているところが多いが、大学では未だにオンライン授業だけのところも少なくない。塾や予備校で [→続きを読む]

2009年の衆議院議員選挙で民主党が圧勝して政権交代を果たしたときにはいよいよ日本にも二大政党制が定着するのかと思ったが、2012年に自公連立政権が成立して以来、旧民主党を中心とする野党が離合集散を繰り返し、政権交代の受け皿としては安定感を欠く。今のままだと現政権に不満を持ったとしても政権を交代させることには不安を覚えるという人も少なくないのではないかと思う。アメリカやイギリスのように二大政党制が根付いていると野党の政権運営能力が論点になることはあまりなく、国民が現政権に不満を持つ場合は政権交代 [→続きを読む]

日本語の「負けず嫌い」を研究社の新和英中辞典で引くと”a bad loser”と出てくるがあまりしっくりこない。「負けず嫌い」にはネガティブな響きもあるがポジティブな意味も含んでいる。”bad loser”だとネガティブな意味しかない。マイクロソフトのビル・ゲイツやアマゾンのジェフ・ベゾスはかなりの負けず嫌いだが、彼らがbad loserというイメージはそこまでない(ないこともないけれど)。どちらかというと”competitive”という形容詞の方が負けず嫌いのイメージに合っているかもしれない。 [→続きを読む]

食品の賞味期限でも自動車の速度制限でも世の中のルールは保守的に作られることが多い。食品の賞味期限はおいしく食べられなくなる時期のはるか手前に設定されているように思うし、自動車の速度制限もドライバーとして感覚的に適切だと思われるスピードより低く設定されているように感じることが多い。いずれも安全を確保するためにある程度の余裕を持って設定されているのだろう。初めはそれでもよいが余裕を持たせすぎると消費者やユーザーは次第に少しくらい過ぎていても大丈夫だろうと考えるようになる。危険なのは賞味期限を改ざんし [→続きを読む]

自身の中学高校時代を振り返るとやるべきことをやるのがあまり得意でなかったように思う。思い返すと反省ばかりなのだが、授業の予習復習をやった覚えはないし、宿題もあまりやらなかった。やれと言われるとやりたくなくなるという天の邪鬼の面があったことも否めないが、ただ単に億劫に感じて敬遠していたところもある。 それでも大学受験を意識するようになってからはやるべきことと自分で納得すれば多少面倒なことでもでもやるようになった。とはいえ、苦行のようなものはできるだけ避けて楽しいと思えることを優先してやるようにした [→続きを読む]