22日に開催された文部科学省の有識者会議「大学入試のあり方に関する検討会議」にて、2025年実施の大学入学共通テストにおいても記述式問題と英語民間試験の導入の「実現は困難」とする提言案が示された。2021年の第一回共通テストが迫る2019年の秋まで、いずれも導入の方向で準備が進んでいたことを考えるとおかしな感じもするが、50万人が受験する全国的な試験で公平性が強く求められることを考えると結論自体は妥当だと思う。 この共通テストは1979年から国公立大学の共通1次試験として始まり、1990年には私 [→続きを読む]