2021年度は大学入試改革の元年で、総合型選抜や学校推薦型選抜はすでに2020年中に実施されたが、一般選抜は新しい形として今年初めて行われた。改革の目玉の一つである大学入学共通テストも1月16日・17日に初めて実施されて50万人以上が受験した。ただし、英語外部資格の利用、記述式の採用が見送られ、従来のセンター試験とそこまで大きく変わらない形での実施となった。一方で、私立大学の一般選抜においては上智大学や青山学院大学、早稲田大学の一部の学部、等、従来に比べて論述式の問題の割合が大幅に増やし、入試改 [→続きを読む]