動いているものに力を加えないとそのまま動き続ける、という慣性の法則を初めて聞いたときの違和感はとても大きかった。野球のボールをどんなに遠くに投げても、目に見える範囲で地面に落ちて、ゴロになって、最後には止まってしまう。サッカーボールを蹴って、最初は勢いよく転がせても見る見るうちに勢いがなくなりやがては止まってしまう。氷の上であればなかなか止まらないのはイメージができるがそれでもそのうち止まってしまうのは感覚としてわかっている。それが何らかの力が加わっているからでそうでなければそのまま動き続けると [→続きを読む]