2020年度の大学入試改革が近づくにつれ、少しずつその形が見えてきた。5月にはセンター試験に代わって導入予定の「大学入学共通テスト」の例題が公表され、英語については民間の4技能試験の活用が決まった。国立大学協会は少なくとも2023年度までは従来のマーク式と民間の4技能試験の両方を課す方針を打ち出した。11月には「大学入学共通テスト」の試行調査が行われ、約19万人の生徒が参加して実際に試験を受けて、その問題及び結果は今月公開された。民間の英語資格試験の活用、国語・数学の記述式問題の採用、ともに批判 [→続きを読む]