新年おめでとうございます。 昨年は多くの方に大変お世話になりました。 今年は昨年以上に多くのことに挑戦し、成功と失敗の両方をたくさん経験しながら、洋々とともに成長する1年にしたいと思います。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

毎年、年の瀬になるといかに月日の経つのが速いか、いかに1年が飛ぶように過ぎていくのかを思わずにはいられない。しかも年を重ねれば重ねるほど時間の経つのが速く感じる。 以下はあまり根拠のない私の仮説だが、新たな学びが少ないほど時間は速く進むのではないだろうか。毎日新しい発見ばかりの子供の頃とは違い、大人になると新しい刺激も少なくなる。大抵のことは今までに経験した何らかのことに近い。そうなると記憶すべき量も減る。初めて通る道は印象深く、多くの情報が新たに脳に刻まれる。しかし、毎日同じ道を通っているとそ [→続きを読む]

日曜日の衆議院選挙で自民党が圧勝し、来週にも第二次安倍晋三内閣が発足する。前回の安倍政権は正直期待外れだった。早くから小泉政権の後継と目され、小泉首相の予定通りの退任に伴い、満を持して登板したものの、造反議員の復党や閣僚の失言などで支持率は下がる一方で最後は健康も害してちょうど1年で辞めてしまった。そこまで国益を損なうことではない問題に対し、マスコミが大きく取り上げ、それに対して、自らの報酬を返納したりしながら謝罪ばかりしていたような印象がある。5年以上続いた小泉政権の後、引き続き長期政権を敷い [→続きを読む]

先日の衆議院解散に伴い、来月16日に第46回衆議院議員総選挙が行われる。 今まで国政、地方に関わらず選挙の投票には覚えている限りすべて参加してきたが、自分の一票が勝敗を左右したことは今まで一度もない。確率的におそらく今後もないだろう。それでも投票し続けるのはなぜか? 独立した一人の有権者としてみると全体の票数の数万分の一、数十万分の一にしか過ぎない一票を投じるという行為はあまり合理的とは言えない。時間をかけて各候補者のプロファイルや主張を確認した上で投票をする人を決めて、投票所で一票を投じてもそ [→続きを読む]

米国の長い大統領選挙戦にようやく決着がつきオバマ大統領が再選された。選挙の行方を見守りながら、様々なルーツやバックグラウンドをもつ人々が3億人以上生活する中で、民主政治がきちんと機能しているアメリカ合衆国という国に対する尊敬の念を新たにした。 誰でも平等で自由に生活する権利があり、指導者は自分たちで決めるという社会は当たり前の社会ではない。今の日本に住んでいると中国や北朝鮮のように一党独裁制の下、国民の自由を著しく制限している国は異常な感じがする。しかし、世界各国の歴史を振り返ると、一部の権力者 [→続きを読む]

フェアトレードといえば一般的には貧困国の商品に適切な価格をつけて先進国で販売するビジネスのことを言う。貧困国で買い叩かずに適正な価格で商品を仕入れ、先進国で適正な価格で販売することで、単なる援助でなく貧困国の自立を持続可能な形でサポートする。貧困国の生産者にとっても先進国の消費者にとっても無理のないwin-winのフェアな取引を目指す。「適正」な価格というのがポイントだ。 海外に行くと現地の人向けの価格と外国人向けの価格が異なることがある。場合によっては、同じ商品なのに外国人が買うと現地の人が買 [→続きを読む]

人生の時間の使い方を考えたとき、楽しい時間は長ければ長いほどよく、不快な時間は短ければ短いほどいい。「楽しい」時間というと、スポーツをしたり、ゲームをしたり、友人や家族と談笑したり、といったことを思い浮かべる人が多いと思うが、必ずしもそういったことだけでなく、仕事や勉強、厳しいトレーニングといったことも人によっては「楽しい」時間に入る。厳しいトレーニング自体は嫌でも着実にその成果が出ていることが実感できればそれは「楽しい」時間になり得る。 楽しい時間の邪魔になるのは、肉体的・精神的な痛みや苦しみ [→続きを読む]