今回のSTAP細胞研究の小保方晴子さんの論文を巡る種々の疑惑はとても残念だ。日本の若い女性研究者がチームのリーダーとして世界的な研究成果を挙げたというニュースはいろいろな意味で日本の科学界の新しい可能性を感じさせるものだった。チームリーダーである小保方さんの30歳という年齢、女性という性別、学部から博士課程まで早稲田という出身大学、そういった要素は、今までの枠に囚われない新たな研究者が出てきたことを思わせたし、さらに理化学研究所やハーバード大学という権威と結びついて成果を出したということは今後、 [→続きを読む]
