将棋や囲碁のプロの対局をテレビで見ながら次の1手を予想するとたまに当たることがある。結果だけみるとプロの打った手と自分の考えた最善手が一致している。しかし、その意味するところは大きく違うだろう。仮にプロの棋士と話す機会があって「あそこは6八銀ですよね」と言って意見が一致したように見えても、おそらくそこに至る思考のプロセスは全く異なる。次元が違うと言ってもいい。 傍目八目という言葉もあるが、あくまで同レベルの第三者が外から見たときに局面がよりよく見えていい手を思いつくことがあるということで、素人が [→続きを読む]