人によってスタイルというものがある。その分野で秀でた人は最高のスタイルを模索し自分なりのスタイルというものを確立していることが多い。メジャーリーグ・シアトルマリナーズのイチロー選手のバッティングフォームは美しい。彼が今までに追求してきたものの結晶だと思う。メジャーリーグに挑戦する日本人選手の先駆けである野茂英雄投手の投球フォームも独特だった。彼なりに速い球を投げようとしてできた形だと思う。メジャーリーグの選手は独特のスタイルを持っている人が多い。素人の私から見るとちょっとおかしいと思うバッティン [→続きを読む]

洋々ではAO(アドミッションズ・オフィス)入試受験をサポートする事業を進めている。なぜAO入試なのか? 私が大学に入学した頃、AO入試は今よりもっとマイナーな存在で、ほとんど存在を知らなかったし、知っていても多分受験しなかったと思う。当時の自分のことを考えると学力試験を課さないことに対し、何となく邪道な印象を受けたのではないかと思う。AO入試がいい制度かもと思い始めたのは自分が欧米のビジネススクールに出願の準備を始めた頃からだ。もともと起業したいという気持ちがありビジネススクールに留学しようと思 [→続きを読む]

部下の給与の決定権はマネージャにとっての切り札になる。無闇に振りかざさなくても持っているだけで言うことを聞いてもらいやすくなる。国家にとっての核兵器もある意味切り札になる。核兵器を実際に使う可能性は非常に低いが、持っていることで外交が有利になることがある。誰でも切り札がほしい。野球の監督であればチャンスに強い代打がほしいし、企業の経営者であれば、売れることが確実な商品シリーズをもっていたい。切り札をもっていることで余裕をもって戦いを進めることができる。水戸黄門の印籠のようにそれを持ってさえいれば [→続きを読む]

選択肢1:東京発大阪行の新幹線の切符:12,000円 選択肢2:東京発大阪行の新幹線の切符、ただし、当日、羽田-伊丹の飛行機チケットにも変更可能:12,000円 基本的には新幹線に乗るつもりである場合、あなたならどちらを選びますか? 以前の私であれば迷わず選択肢2を選んだと思う。なぜなら同じ値段で選択肢2は選択肢1を含んでおり、どちらが得かということを考えると新幹線の切符 + 「選択権」をもった2の方が得に思えるからだ。万が一、新幹線が止まって使えなくなっても、代わりに飛行機で行ける。しかし今の [→続きを読む]

今、南米ペルーの首都リマに来ている。 父がペルーに旅行中に体調を崩し、現地の病院に入院した。見舞いと帰国の際の付き添いのため24時間かけて日本から来た。幸い病状はそれほど重くなく、もうすぐ日本に戻ることができそうだ。 基本的にはホテルと病院の行き来だけなのだが、折角来たので昼食がてらリマ市内を少し観光した。留学したときの同級生で現在ロンドンで働いているペルー出身の友人に事情を話し、リマ市内で”Must See”の場所を聞いたところ、Plaza de Armas、the Cathedral、San [→続きを読む]

松下電器産業が昨年10月に「パナソニック」に社名を変更したのは真のグローバル企業を目指してのことだという。 最近、グローバルという言葉が氾濫している感があるが、グローバルな企業とはどんな企業だろう? – サービスや商品を提供する市場がいろいろな地域や国にわたること。 – 社員のレポートラインが国ごとに縦割りになっていず、世界各地に入り組んでいること。 といったところが条件だろうか?一般には、世界中の人に商品やサービスのブランドが認知されている企業がグローバル企業として考え [→続きを読む]

昨日3年間勤務してきたサムトータルシステムズという会社を退職した。もう少し早く退職し、洋々の事業に専念する予定だったが、居心地がよかったのと学ぶべきことが多かったのとでついつい長居をしてしまった。今はすっきりした気分でこれから洋々の事業に専念できると思うとわくわくするのと同時に身の引き締まる思いがする。 洋々は中学・高校のときの友人たちと2005年に設立した会社だ。大学に入る前からいつかは起業して、一生をかけて、社会の役に立つ企業を育てていきたいと考えていたが、今実際に起業して自分の100%の力 [→続きを読む]