上智大学法学部公募制推薦入試について解説しています。出願資格、募集人数、選考スケジュール、倍率、選考科目、出願書類の内容など、上智大学法学部公募制推薦入試の全体像について理解することができます。
目次
上智大学法学部公募制推薦入試の概要
募集人数・出願資格・選考科目
学科 | 募集 人数 | 現浪 要件 | 評定 要件 | その他要件 | 試験科目 |
---|---|---|---|---|---|
法律 | 28名 | 現役 のみ | 全体の評定平均値 4.0以上 | 所定の外国語検定試験の基準 | 書類/ 小論文/ 面接 |
国際関係法 | 14名 | 現役 のみ | 全体の評定平均値 4.0以上 | 所定の外国語検定試験の基準 | 書類/ 小論文/ 面接 |
地球環境法 | 11名 | 現役 のみ | 全体の評定平均値 4.0以上 | 所定の外国語検定試験の基準 | 書類/ 小論文/ 面接 |
外国語検定試験の基準について
出願には以下のいずれかの外国語検定試験の基準を満たす必要があります。
法律学科・地球環境法学科
英検:2級
TOEFL:iBT 42
TOEIC:L&R 550およびS&W 240
国連英検:C級
IELTS:4.0
TEAP:220(4技能、各50)
TEAP CBT:325(4技能)
独検:準1級
仏検:2級
国際関係法学科
英検:準1級
TOEFL:iBT 72
TOEIC:L&R 785およびS&W 310
国連英検:B級
IELTS:5.5
TEAP:330(4技能、各70)
TEAP CBT:590(4技能)
独検:準1級
仏検:準1級
上智大学法学部公募制推薦入試スケジュール
出願:11月初旬
↓
試験:11月下旬
↓
合格発表:12月初旬
↓
入学:翌年4月
上智大学法学部公募制推薦入試の倍率
法律学科
法律学科の倍率は1.5倍から2倍の間で推移することがほとんどでしたが、最近は2倍を超えています。2024年度入試では2.6倍でした。
国際関係法学科
国際関係法学科の倍率は、以前はだいたい2倍以下には収まることの方が多くなっていましたが、2024年度入試では2.5倍と高めになっています。
地球環境法学科
地球環境法学科の倍率は法学部の中では低い水準に収まっていますが、2024年度入試では2.4倍と高めになっています。
出願書類
出願書類の中で特に重要なのが「自己推薦書」と「レポート等特定課題」の2つです。それぞれについて解説します。
自己推薦書
自己推薦書は自らが「上智大学法学部で学ぶにふさわしい人材であること」をアピールするための書類です。
募集要項では以下のように記されています。
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」「課外活動・社会活動の実績」「特技」等を記述し、自己を推薦する内容であるもの。
所定の用紙はWebサイトよりダウンロードでき、手書きまたはWord形式で作成が可能です。記入可能な文字数は1,000字程度です。
レポート等特定課題
法学部のレポート等特定課題は学科によりテーマが異なります。様式はいずれの学科もA4用紙で2000字程度となっており。ワープロでの作成も可です。
法律学科
社会において法が果たす役割・機能について、具体例を挙げつつ論じなさい。そのうえで、大学で法律学を学ぶことの意義はどこにあるかを述べなさい。
国際関係法学科
国際社会において法が果たす役割・機能について、具体的な例を挙げつつ論じなさい。そのうえで、大学で法学・政治学を学ぶことの意義についても述べなさい。
地球環境法学科
具体的な環境問題を1つ挙げ、それがどのような問題であるか、またこれまでにどういった法的対応がなされてきたか、を説明しなさい。その上で、今後どのような法的対応が必要か、あなたの考えを述べなさい。
個別テスト
個別テストは小論文です。学科ごとに問題が異なりますが、いずれの学科も60分間で800字となっています。
面接
10分程度の個人面接です。出願書類に記載した内容、高校時代に取り組んできた事柄、当日の小論文についてなどを中心に質問されますが、志願者ごとに深く聞かれるポイントは異なります。
上智大学法学部公募制推薦入試 合格者の声
洋々の「上智大学公募制推薦入試対策プラン」
洋々では上智大学公募制推薦入試の自己推薦書、レポート等到底課題、学科ごとの個別テスト、面接試験それぞれに対応した講座をご用意しています。
出願書類(自己推薦書・レポート特定課題) → 書類作成講座
面接 → 面接講座
小論文 → 小論文講座
まずは無料の個別相談にお越しください。最新の受験情報のご提供やカウンセリングによる最適な受講プランのご提案をさせていただきます。