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 先日スペシャルドラマとして2時間放送された「リーガルハイ」は僕の最も好きな日本ドラマの一つだ。堺雅人演じる弁護士・古美門研介を主人公とした法廷コメディで、一見ハチャメチャ何でも有りのストーリーのようだけど、“物は言いよう”といった弁護士テクニックの神髄をデフォルメして分かりやすく演出してくれていて、妙に現実味があるドラマだと僕は思う( つまり、真実を全て証す、正義は勝つ、みたいなのに比して)。要するに、僕みたいな屁理屈大好き人間がこれを見ると、弁護士とはなんて面白い仕事なんだ!と思う訳だ。 も [→続きを読む]

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 昨日23日は講道館で全日本産業別柔道大会に出場してきた。この大会はその名の通り、全国の実業団柔道部が、それぞれの企業が同じ業種を展開しているもの同士で10チームに分かれて戦うものだ。例えば、「エネルギー」チームは京葉ガスと九州電力、「繊維」チームは旭化成と東レとTEIJINみたいな感じ。試合形式は12人制点取り戦で、オーダーは毎回変更出来る。12人のうち“一つの企業から何人出す”等のルールはない。だから、それぞれのチームの中で明らかに強い一企業で全員固めてしまうことも出来るけど、何となくみんな [→続きを読む]

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 例年の講道館杯の時期を思い出してみると今年の11月は暖かいような気がする。試合当日、いつもはベンチコートに手袋でウォーミングアップしていたのに、今年はTシャツ一枚で十分だった。実際、日中の最高気温はまだ20度を超えているし、紅葉も心なしか遅れているように思える。それなのに、電車の中や、大半が女子学生である看護棟は、例によって過剰に暖房を入れてくる。こうなると僕なんかは、まだまだ半袖にサンダルで生きていける。これじゃまるで熱帯魚の水槽に飛び込んだ北極熊みたいだ。夏、こっちがどれほどキツい思いをし [→続きを読む]

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 「生まれてこなければよかった … 卓球もやめる。スコンクで負けた。日本の恥だ。今頃、世界中の笑いものだ。死む。」僕の最も好きな漫画・ピンポンで、ペコがチャイナに負けて落ち込んでいるシーンが重なった。  今回の講道館杯、流石に “ 生まれてこなきゃよかった ” とまでは思わないけれど、なかなか酷い負け方をした。しばらくは落ち込むタイプのやつだ。高2のインターハイとか大1の世界ジュニアとか、今までの柔道人生の中にもこんな感じの挫折はいくつかあった。だけど、ワガママを通して環境に支えられて、何とか柔 [→続きを読む]

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今月18日から22日まで、長崎がんばらんば国体で長崎県諫早市に行ってきた。計量が19日で、試合自体は20・21日。1大会にしては少し長い滞在となった。国体の成年柔道競技は体重制限有り(先鋒-60、次鋒-73、中堅-90、副将&大将が無差別)の5人制団体戦。僕はもちろん無差別級で、今回は副将枠で使ってもらった。 結果は、準々決勝で地元長崎県チームに2-2の内容負け。よく言えば5位入賞、普通に言えばベスト8敗退。いちおう来年のシード権は獲得したものの、決して良いとは言えない結果だ。個人的には2勝1分 [→続きを読む]

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前回に引き続き、先週日曜日にあった柔道の早慶戦について、僕なりに見直す。 例えオーダーで上を行かれたとしても、メンバー個々の実力で考えれば、おそらく慶應の方が2枚くらい上手だった。それは去年の「慶應圧勝」を見てもわかる。まぁ圧勝と言えるかどうかは分からないが、僕を含め当時の4年生の力をほとんど使わずに3人残しで勝ったのだから、その差はそのまま今年に持ち越していたはずだ。それを早稲田は団結力と精神力をもって、勝負の流れの中で打ち崩した。その戦いぶりはあっぱれと言う他ない。 過去4年間は慶應の3勝と [→続きを読む]

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10月12日の日曜日、講道館に柔道早慶戦を見に行った。僕らの時は早稲田と慶應の道場で2年交互に開催していたのが、今年から講道館でやることになったらしい。動画配信サイトで解説付き中継放送もされていたみたいだし、いつにも増してかなり壮大なセッティング。ちなみに、ちゃんと席は全部埋まって、立ち見が周囲を囲むほどの人が入った。このへんは流石早慶。同じ会場の実業団の大会なんて、入っても7・8割の席が埋まるくらいだもん…。 今回と次回の投稿は、この早慶戦について僕が分析した色々なことをツラツラと書き綴らせて [→続きを読む]

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10月5日ポルトガル・リスボンで行われたヨーロッパ・オープンで優勝した。しかし。 絶対に負けられない。この気持ちから試合に入ると、どうしても守りの柔道になる。今回のヨーロッパ・オープンは残念ながらそんな戦い方をしてしまったように思う。勝ち負け以前に、全力でぶつかっていこうという挑戦者の心構えが出来なかった。なんとか優勝はしたものの、決勝までの試合内容は最悪。ランキング100位前後の相手の返し技にビビって大きな技に入れなかった。全体的に硬く縮こまった試合をしてしまった。 と反省は多々残るものの、結 [→続きを読む]

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先週と同じように、月曜日の授業1限と3限の間を図書館で過ごしている。天気も風景もこの前とほとんど変わらない。ただあの蝉たちの、どこか焦った叫び声はもう聞こえない。たぶんもう少し季節が進めば、紅葉が始まる。そう思うと何となく、葉っぱたちが疲れているように見えてくる。 授業が始まってから1週間が経ち、少しずつ頭が「柔道モード」から「柔道+勉強モード」に切り替わってきた。そんな中、明後日10月1日の朝早く、成田からポルトガルの首都リスボンへ向けて旅立つ。ロンドン乗り換え、全部でおよそ20時間の移動。帰 [→続きを読む]

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休みとは言い難い夏休みを終えて、今日22日からいよいよ新学期が始まった。 今期は月曜1限に必修が入った。2か月近く、9時ごろ目覚めてノロノロとご飯食べてジムに行く生活をしていた僕にはキツい朝である。日本から出なくたって、ちょっと生活が変われば頭の中は時差ボケだ。そんなボンヤリした意識を持ちこんで、今3限までの空き時間を図書館でパソコンと向き合っている。SFCってとにかく田舎だから、ふと外を見れば森が広がる。今日は文句なしの晴れ。緑が冴えている。もう暑くはない。湿気もない。前期の終わり、同じように [→続きを読む]