例年の講道館杯の時期を思い出してみると今年の11月は暖かいような気がする。試合当日、いつもはベンチコートに手袋でウォーミングアップしていたのに、今年はTシャツ一枚で十分だった。実際、日中の最高気温はまだ20度を超えているし、紅葉も心なしか遅れているように思える。それなのに、電車の中や、大半が女子学生である看護棟は、例によって過剰に暖房を入れてくる。こうなると僕なんかは、まだまだ半袖にサンダルで生きていける。これじゃまるで熱帯魚の水槽に飛び込んだ北極熊みたいだ。夏、こっちがどれほどキツい思いをし [→続きを読む]