未分類

平日昼過ぎ、ここ2週間ほどかけて再放送されていた 「 白い巨塔 」 を、僕は一人夢中になって観た。この作品、去年亡くなられた山崎豊子さんの小説が原作で1978年に初めてドラマ化、その後何度かリメイクされている。今回僕が観たのは、そのリメイク作の中で最も新しいやつ、2003年に放送されていたバージョンだ。財前役を唐沢寿明さん、里見役を江口洋介さんが演じているやつ。 内容を簡単に言うと、大学病院内の権力争いや、医療ミスか否かを巡った裁判のお話。ストーリー的に面白かったのはもちろんだ。しかし僕が夢中に [→続きを読む]

未分類

ウエイトにしてもランニングにしても、一人でのトレーニングをより意識高くこなすために 「 周りの目を気にする 」 という方法がある。と僕は考えている。全く関係のない、たまたまその時その場にいた赤の他人であっても、その人たちに見られていると意識するだけで、カッコ悪い所は見せられない、と感じることができる。手を抜くことができなくなるのだ。 そんな僕には最近お気に入りのランニングコースがある。馬車道のゴールド・ジムをスタートして、ワールド・ポーターズや観覧車で有名なコスモワールドの角を曲がり、パシフィコ [→続きを読む]

未分類

慶應柔道部の寒稽古なるものに、全日本合宿を終えた昨日と今日の2日間だけ顔を出してきた。慶應の寒稽古は毎年この年始の時期、だいたい一週間ほど慶應三田キャンパス内の道場で行われる。毎朝5時半から鬼のように冷えた道場で、小学生からOBまで幅広い年代の部員が一同に会して稽古するイベントだ。柔道の練習と言うより、主に眠さと寒さと戦う精神修行と言った方が近い。 その寒稽古の中で昨日土曜日は、毎年恒例のいわゆる 「 送別試合 」 ってやつが行われた。これは、今年度で柔道部を卒業する4年生VS幼稚舎 ( 小学生 [→続きを読む]

未分類

つれづれなるままに日暮らし・・・って言うほど暇を持て余していたわけではありませんが、私の 「 幼い 」 心に映りゆくよしなし事をそこはかとなく書きつくり、それが今回の更新でいよいよ200回目になります。高校卒業を目前にした2月から書き始めてもうすぐ4年。なかなかの長い間、私の拙いお話に耳を傾けて下さった読者の皆さま、本当にありがとうございます。昨年祖父を亡くし忌中で新年のおめでとうは言えませんが、今年も何卒よろしくお願いします。 さてさて今年からの僕は、何事もなければ慶應義塾大学を3月で卒業し、 [→続きを読む]

未分類

ゴールド・ジムのウエイトルームにはいくつかのテレビが設置されていて、だいたいいつも映画が放送されている。たまにボディービルダーのドキュメンタリーみたいなのの時もあるけど、まあだいたい映画だ。それが実に、ウェイトルームで見るにふさわしい映画なのだ。たぶんその時その時のフロア担当トレーナーさんが選ぶのだろう、ある時は 『 トランスポーター 』、ある時は 『 アベンジャーズ 』、ある時はシュワちゃんやスタローンの出る・・・要するに無駄にマッチョな男共が暑苦しい戦いを披露する映画だ。 ジムからすればトレ [→続きを読む]

未分類

毎年のことながらこの年末年始、合宿がぎゅうぎゅうに詰まった。 一つ目の合宿は12月23日から27日、板橋のナショナル・トレーニング・センターで行われる新しい強化指定メンバーでの最初の合宿。普通の練習だけでなく、体力測定や技の講義、例の英会話教室など、なかなか盛り上がりそうな合宿である。 二つ目は合宿と言えるかどうか、母校・東海大相模での年越合宿だ。12月30日から1月3日まで。僕は泊まりではなく横浜からの通いで、2・3日行って練習させてもらおうと思っている。この時期にガッツリ練習しているところが [→続きを読む]

未分類

ある平日の昼下がり、練習に出るのに、首都高を横浜から都心方面へ車を走らせていた。ちょうどベイブリッジを渡り切ったあたりの立体交差で、突然バチッと大きな音を聞いた。一瞬何が起きたか分からなかったが、次の瞬間、異変に気付いた。運転者の視線からほんの少し右のあたり、フロントガラスに直径1センチ余りのヒビが。隕石が落ちた地面のように中心が深くえぐられていて、その周りをクモの巣のようなヒビが何重にも走っていた。 いわゆる飛び石ってやつだ。立体交差だったから、上から降って来たのか、前の車が弾いたのか、100 [→続きを読む]

未分類

自慢じゃないが、僕は英語が苦手だ。苦手と言うのもおこがましい、要するに出来ないのだ。中学から習い始めるこの科目で、いつからか周囲の人間に後れを取り、いつの間にかその差は取り返しのつかないものになっていた。もうどこから手を付けて良いのかも分からない、悪夢のような状態だった。そんな僕も、今年始めから通っている英語塾で中学一年レベルまで遡って習い始め、ほんの少しずつ改善はされている、はずだ。もちろんとてもじゃないが喋れないし、大学生一般レベルにはほど遠い。 まさかこの人生の強敵が、体をイジめるべき全日 [→続きを読む]

未分類

先週一週間はほぼ毎日、母校・東海大相模高校で練習した。というか毎日の半分を相模で過ごした。初心に帰るという意味でも、講道館杯を終えて少しボーッとした頭を次の目標に切り替える意味でも、母校の空気をゆっくり味わうのは悪くない。 しかし今回ここでやったのは柔道だけではない。練習を終えてから寮へ行き、高校生相手に専属家庭教師のようなものをやらせて頂いたのだ。試験2週間前ということで、寮生は毎日夕食後1時間弱の勉強時間を設けられていた。その1時間、学力的に 「 危ない 」 とされている何人かにあーだこーだ [→続きを読む]

未分類

先週末11月9、10日の2日間、千葉ポートアリーナで講道館杯が行われた。100kg超級は2日目の日曜日だった。 講道館杯とは階級別個人戦、年齢制限なしの全国大会だ。全日本強化B以上、全日本実業団ベスト4、全日本警察ベスト4、全日本学生ベスト8、インターハイ優勝、全日本ジュニアベスト4、前年本大会ベスト8・・・などなどいくつかの出場条件のどれか一つ満たしていれば出場できる。複数の条件を持つ人もたくさんいるから、毎年だいたい30人くらいのトーナメントが出来あがる。毎年書いているが、この大会の結果をみ [→続きを読む]