京都大学が入学者選抜に女性募集枠を設定することを先月発表した。2026年度入試(現高2生が受ける入試)より従来からある特色入試に加える形で理学部で15名、工学部で24名、女子に限定して募集を行うという。女子枠には公平性の観点から賛否両論あるが、今の男子過多の状態をいびつな形と捉えるのであればそれをできるだけ早く修正するために定員の一定数を女子に割り当てるのは悪いことではないと思う。 ここで注目したいのは女子枠ではなく、試験の内容だ。工学部の女子枠は学校推薦型選抜で書類と共通テストで審査され、共通 [→続きを読む]