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東京大学 推薦入試


東京大学 推薦入試の概要

東京大学推薦入試傾向と対策

東京大学では学生の多様性を促進し、学部教育の更なる活性化を図ることを目的に2016年度より推薦入試を実施しています。全学部合わせて100人程度の募集に対し、合格者は例年70人程度となっています。
出願には学校長による推薦が必要で、推薦できるのは各校男女1人ずつとなっています。

選考プロセスは2段階選抜となっており、1次選考通過者のみ2次選考に進むことができます。1次選考は提出書類・資料による選考、2次選考は面接等、及び大学入試センター試験の成績を総合的に評価した上で最終合格者が決定されます。

 

東京大学 推薦入試のアドミッション・ポリシー(求める学生像)

募集要項では以下のように記されています。

東京大学が求めているのは、本学の教育研究環境を積極的に最大限活用して、自ら主体的に学び、各分野で創造的役割を果たす人間へと成長していこうとする意志を持った学生です。(中略)学校の授業の内外で、自らの興味・関心を生かして幅広く学び、その過程で見出されるに違いない諸問題を関連付ける広い視野、あるいは自らの問題意識を掘り下げて追究するための深い洞察力を真剣に獲得しようとする人を東京大学は歓迎します。

本学で教育・研究が行われている特定の分野や活動に関する卓越した能力、若しくは極めて強い関心や学ぶ意欲を持つ志願者を求めます。

学びに対する主体的な姿勢と入学後の具体的な目的意識を重視するとともに、実際にそれを実行するに必要な学力や能力を持ち合わせている学生を求めていると言えます。

 

東京大学 推薦入試の募集人数・推薦要件・選考内容

学部募集
人数
推薦要件(※抜粋)1次2次
10人
程度
・学業成績に秀でていること。(第3学年第1学期に履修した全教科(美術などの実技技術系科目を含む)の学業成績に基づいて、志願者が文系・理系を含めた学年全体で上位概ね5%以内であること)
・異なる文化的背景や価値観を有する他社とのコミュニケーション能力に優れていること。
書類面接
/センター試験
経済10人
程度
・いずれかの分野で高等学校等の生徒として飛びぬけた才能を有すること。
・高等学校等において英語、数学、地理歴史・公民のうちいずれかの2教科において成績が優秀であること(地理歴史・公民はいずれかの1科目のみを対象とする)。
書類面接
/センター試験
10人
程度
・人文社会学系諸学に関連する分野において、卓越した能力を有することを示す実績があること、あるいは課外活動やボランティアなどの社会貢献活動において、優れた成果をあげたこと。書類小論文
/面接
(プレゼン)
/センター試験
教育5人
程度
・探究学習の卓越した実績・能力を、論文、作品、発表等を通じて示すことができること。書類発表
/面接
/センター試験
教養5人
程度
・自ら課題を発見して探究する卓越した能力を持つ者。
・国際的な活動についての経験、若しくは関心を有する者。
書類面接
/センター試験
30人
程度
・社会の多様な問題に対して関心を持ち、それを科学的なアプローチで解決することに興味を持つこと
・問題意識に基づき、専門分野の学習のみならず、問題解決に関連する幅広い分野の学習を自律的に行えること
書類
(小論文)
面接
/センター試験
10人
程度
・自然科学に強い関心を持ち、自然科学の1つ若しくは複数の分野において、卓越した能力を有することを示す実績があること書類面接
/センター試験
10人
程度
・農学とその関連分野に関する特記すべき推薦事由を有すること。書類面接
/センター試験
5人
程度
・学業に秀で特に優れた科学能力を有すること。
・薬学研究に強い興味と意欲を持つこと。
書類面接
/センター試験
医/医3人
程度
・自然科学の領域においてきわめて高い能力を持つこと、あるいは非常に優れた語学力(英語力)とそれに伴う豊富な国際経験を持つこと。書類面接
/センター試験
医/健康総合2人
程度
・バランスのとれた人格であること。
・グローバルにコミュニケイトできる語学力(英語力)を持つこと。
・チャレンジ精神に富み、忍耐力、柔軟性を持ち、自己を高めることのできる精神力を持つこと。
・自然科学領域におけるきわめて高い能力及び科学的探究心を持つこと。
・チームの調整力があり、リーダーシップをもつこと。
書類面接
(プレゼン)
/センター試験

 

東京大学 推薦入試の選考スケジュール

 

出願:11月上旬

1次発表:12月上旬

2次選考:12月中旬

センター試験:1月下旬

最終発表:2月中旬

入学:4月

 

1次選考:書類選考

1次選考では出願書類による選考が行われます。志願者自らが作成する書類としては、各学部が提示する「志願理由書」に加え、各学部が定める推薦要件を満たしていることを証明する資料の提出が求められます。例えば、高校在学中に執筆した論文、コンクールや大会における表彰状、英語外部試験のスコアなどです。
上記に加え、文学部では論文、工学部では小論文の提出が求められます。

志願理由書

出願書類の核となるのが「志願理由書」です。学部により様式や設問は異なりますが、主に「高校時代はどのようなことに取り組んできたのか?」、「東京大学で何を学びたいのか?」、「大学卒業後はどのようなことをしたいと考えているのか?」といった内容が問われています。

アドミッション・ポリシーにおいて、「東京大学が求めているのは、本学の教育研究環境を積極的に最大限活用して、自ら主体的に学び、各分野で創造的役割を果たす人間へと成長していこうとする意志を持った学生です」とある通り、東京大学に用意されている環境を熟知した上で、具体的にそれらをどう活用し、どう成長していきたいのかを志願理由書を通じて示すことが重要です。

ただし、上記を考えるにあたっては単に4年間の学習計画を作るといった短期的な視点ではなく、過去にどのような経験をし、そこからどのような考えを抱き、その結果どのような将来像を実現したいと考えるようになったのか、そしてその将来像を実現するにあたり、どうして東京大学における学びが必要なのか、という過去・現在・未来の長期的な視点で捉えていく必要があります。

工学部の小論文

<傾向>
大問一題、形式は課題型小論文。技術開発の歴史に関する出題が目立つ。字数は600-800字。設問条件はやや複雑、短い字数で全ての問いに回答し、かつ、根拠を示すことが要求されるため、難易度は高め。

<対策>
知識の多寡よりも、「技術」というものに対する根本的な洞察が問われている印象。対策の過程で自分なりの「技術」の定義を構築し、それを起点に技術の意義や歴史を整理したうえで、それらの説明や裏付けに使えるような具体的事例を準備しておくことが肝要。また、それらを600-800字でまとめるための文章の「型」も習得しておきたい。

 

2次選考:面接等による試験

2次選考ではすべての学部で面接が課されます。以下の学部では面接に加えて選考科目が課されます。

プレゼンテーション(発表)が課される学部
文学部・教育学部(面接時間とは別に実施)・薬学部・医学部医学科・医学部健康総合科学科

グループディスカッションが課される学部
法学部

小論文が課される学部
文学部・教養学部

面接

東京大学推薦入試の面接試験の形式は学部により変わりますが、概ね30分程度で行われます。
面接官の人数については学部により大きく違いがあり、受験生1名に対して面接官3名というオーソドックスな形で実施している学部もあれば、面接官が6名、8名と非常に多くの面接官を相手にしなければならない学部もあります。
質問内容については、志望理由をはじめ、高校時代の取り組みについてや大学卒業後の進路についてなど出願書類に記述した内容に関する質問や、小論文が課される学部についてはその内容に関する質問がなされます。
いずれの学部でも深く踏み込んだ質問がされ、曖昧な回答に対しては的確に指摘されるなど、いかなる方向から質問がきても一貫した回答ができるような準備をしておく必要があります。
上記はあくまで過去の傾向であり、深く聞かれるポイントは受験生により大きく変わってきます。面接官の視点から見て、自分の場合どの点が深く質問されるのか、どういった質問がされるのかについては、第三者視点からアドバイスを受けることをおすすめします。

面接内でプレゼンテーションが課される学部
文学部・薬学部・医学部医学科・医学部健康総合科学科

小論文に関する質問がされる学部
文学部・教養学部・工学部

口頭試問が課される学部
経済学部

法学部のグループ・ディスカッション

6~8名程度のグループに分かれ、最初に課題文が書かれた資料を5分間で読み、その後85分間でディスカッションを行います。審査員はディスカッションの進行に関わらず、受験生のなかで議論を進めていくことが求められます。
募集要項で「論理的思考力、発想力、コミュニケーション能力、チームで作業する能力などを審査する」とある通り、結論内容よりもそのプロセスにおいてどういった関わり方ができているのかが見られています。

文学部の小論文

<傾向>
大問一題、形式は文章読解型小論文。課題文は人文科学系の文章が多い。800字程度の要約と1000-1200字程度の小論文が課せられるが、両者は小問二題に分かれることも一題に括られることもある。課題文の分量が比較的多く内容も硬質であることから、要約パートの難易度は高め。一方で、小論文パートは字数こそやや多いものの設問条件は緩く、こちらの難易度はさほど高くはない。

<対策>
要約で失敗すると、結果的に小論文の論点もズレてしまう可能性が高い。したがって、まずは課題文の内容を正確に把握し、かつ、的確にまとめる力が最重要となる。前者については論理構造を踏まえて内容を客観的に把握するスキルを、後者については課題文中の要素を優先順位に基づいて抽出しまとめるスキルをそれぞれ習得したい。そのうえで、小論文を作成するに際しては、課題文の内容を踏まえつつそれに差別化を図る思考法と、1000-1200字程度の文章を構成する「型」を身に着けておくことが望ましい。)

教養学部の小論文

●教養学科

<傾向>
全般に傾向が流動的で、大問の数、設問の形式も変動する可能性があるが、二題構成の場合は、大問一は英語あるいは日本語の課題文の要約及び小論文で構成されることが多い。字数の定めはないが、前者は400字程度、後者は600字程度か。一方で大問二は文章読解型小論文、読解あるいは要約とそれを踏まえた小論文が課せられるが、両者は小問二題に分かれることも一題に括られることもある。こちらも字数は明示されていないが、前者は400字程度、後者は800-1200字程度と目される。課題文の分量は比較的多いが、内容の硬度は年度により異なる。また、小論文の設問条件の振れ幅も大きく、結果として難易度も一定しない印象。

<対策>
文学部と同様に、まずは課題文の内容を正確に把握し、的確にまとめる力が重要となる。前者については論理構造を踏まえて内容を客観的に把握するスキルを、後者については課題文中の要素を優先順位に基づいて抽出しまとめるスキルをそれぞれ習得したい。そのうえで、小論文を作成するに際しては、課題文の内容を踏まえつつそれに差別化を図る思考法と、800-1200字程度の文章を構成する「型」を身に着けておくことが望ましい。

●学際科学科

<傾向>
大問一題、形式は課題型小論文。志望理由や学習計画を異なる角度から問い直すような出題が多い。字数に明確な定めはないが、概ね1200-1600字程度か。推薦入試の志願理由書の作成や面接の準備で培ったものを援用できるため、難易度は高くない。

<対策>
志願理由書の作成や面接の準備の際と同様に、確固たる世界観を構築したうえで、自身の過去、現在、未来を一貫したストーリーで語れるようにしておきたい。小論文の内容を志願理由書の記述や面接における受け答えに完全に被せる必要はないが、大きな矛盾は生じないように留意したいところ。また、設問の要求や回答スペースの大きさに応じて字数を増減できるよう、要素の優先順位付けを明確にしておきたい。

センター試験

志願者はセンター試験において、志望する学部が指定する教科・科目の全てを受験する必要があります。
おおむね8割以上の得点が求められます。
ただし、医学部医学科については780点程度(約87%)を基準点として設定しています。

 

東京大学 推薦入試の倍率

学部H28H29H30H31
1.711.922.362.2
経済1.754.672.52
3.333.253.62.67
教育2.251.21.833
教養8.5244.85.75
1.961.832.692.18
2.92.52.43.56
1.331.571.572.75
1.331.529
医/医4.542.51.25
医/健康総合22

※H30,31年度における医学部健康総合科学科の合格者は無し

 

東京大学 推薦入試「合格体験記」

 

 

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