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3月最後31日、広島で開かれた 『 平和カップ 』 なる大会に、慶應としても僕個人としても初めて参加した。体重規定なしの5人制団体戦で一般男子としての出場。周りにはお強い大学や実業団がゾロゾロ居並ぶ大会だった。結果は4チームリーグ予選で京葉ガスに負けて2位、トーナメントに上がることはできなかった。一流のチームと戦うことは僕にとってもチームにとっても良い経験になる。この負けを次に繋げていきたい。 トーナメントに進めなかった我々には、残念ながら帰路の新幹線まで数時間の空きがあった。そこで、チーム全員 [→続きを読む]

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3月23日(土)50余校500人の参加を得た慶應杯。全く問題なく全てスムーズに、とは言い難いかもしれないけど、ほぼ無事に大会を終えることが出来た。前々日に最終ミーティングをして、前日は半日がかりで会場設営をして、当日は一日中動き回って、次の日は高校生メインの大合同稽古をこなし、とにかく息をするのも忘れるくらい忙しく頑張った。 ちなみに僕は、例え息をするのを忘れても、一日3度の食事は忘れない。最近では毎日の英語の勉強も欠かさない。まぁこれは言い過ぎだ。たまに欠かすけど、とにかく最近の僕は偉いから、 [→続きを読む]

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先週11日からの全日本合宿で、来月20日にタイのバンコクで開催される大陸別選手権・アジア大会の代表に選ばれたと井上康生監督から告げられた。僕にとって2年前のモロッコでの世界ジュニア以来の国際大会で、シニアとしては初めての派遣だ。大会賞金も出るしランキングポイントもある、シニアデビュー戦として文句ない、むしろ僕には少々大きすぎるかもしれない舞台だ。僕みたいのにはなかなかないチャンスを頂いた。ここで結果を残すと残さないとでは、今後の柔道人生が大きく違ってくることは間違いない。 試合までもう1カ月を切 [→続きを読む]

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競技者は、チャレンジャー精神を持って試合に臨むことで限界まで力を出し切ることが出来ると信じている。しかし実際にそれを試合で体現することはなかなか難しい。心のどこかで、自分の方が強い、こんなところで負けられないと守りに入ってしまったり、逆に、どうせ勝てないと諦めてしまうことが多いのだ。 先週日曜日3月10日、神戸市グリーンアリーナで行われた自他共栄杯。僕たち慶應柔道部は本当の意味で挑戦者になりきることが出来たようだ。今まで予選リーグすら抜けることが出来なかったこの大会で、自分たち自身びっくりしなが [→続きを読む]

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一段、また一段、確かに登ってはいると思うのだけれど、また届かなかった。 先週日曜日3月3日のひな祭りの日に東京武道館で行われた東京選手権。4回戦、代表決定戦で敗北してベスト16。またしても全日本選手権出場ならず。 今回は、いったい何がいけなくて負けたのか、自分ではよく分からない。あの時の僕に出来ることはだいたい出来た。それでも負けたのは、何をどうしていたら、という話ではない。つまりは完全に実力で負けたということだ。 実力で負けるのは、ある意味では凄く気持ちの良いものだ。それはもう仕方のないことだ [→続きを読む]

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もうすぐ新年度、新歓期間が近い。新歓期間とは4月の始めの数日間のこと。学部オリエンテーションや履修説明会なんかのために学校に来た入学ホヤホヤのなんにも知らない新入生を、それぞれ自分の部やサークルへ引きずり込むべく我々在校生が奔走する期間だ。 その新歓に向けて、新入生に配るチラシや、校舎や日吉の街に貼るポスターを作るのが、今の時期。 我が柔道部の新歓ポスターは2年前から、主将一人のどアップがドーンと真ん中にきて、その周りを部員の小さな写真で囲むといった構図を取っている。しかもそれがA1という他部に [→続きを読む]

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 2月も下旬となり3月の予定が段々と埋まってきている。なかなか忙しくなりそうである。  まず3日に東京選手権が東京武道館である。これがとりあえず一番大事。何が何でも全日本選手権の出場権を獲得して、今年一年を飛躍の年にするのだ。  この日運悪く、今年で5回目を数える関西の甲南大学との定期戦が重なっている。チームの主将であり、僕にとって最後の慶應甲南戦になるのに出ることができないわけだ。 それで僕の他数人をこっちに残し、他の部員は2日から関西入りする。この慶甲戦、僕らはまだ一度も勝ったことがない。僕 [→続きを読む]

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最近、慶應での練習やトレーニングが充実している、ように思う。練習メニューを考えている本人が言ってもあまり説得力が無いかもしれないけど、たぶんみんなも良い感じで疲弊してくれているはず。今日は、こんな素晴らしい練習日程・練習メニュー、俺が作ってんだぜ、っていう自慢話。 うちの部にはいつもいてくれる先生、指導者、的な人がいない。他一般の柔道部からすると、これって少し珍しい。他大学の柔道部にはたいてい一人以上は、超厳しいメニューを提示して、少しでも気を抜こうものなら耳元でガミガミ言ってくれる指導者がいて [→続きを読む]

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僕は昔から、細かいことをいちいち気にしすぎる性格で、何かあるたびに白黒はっきり結論を出さないと気が済まず、納得のいく結論が出るまで考え悩み議論するタイプの人間だ。もう少しドンと大きく構えて、良い意味で大雑把に、広い心を持って生きていけたら楽なんだろうな~なんて最近よく思ったりする。そう、相も変わらず悩める主将の話である。 先日、一人の部員に停部という今までにない重い処罰を与えた。重大な規則違反があったからだ。我々3年役員がよくよく慎重に議論して停部に至った。今までにない大きな問題に、今までにない [→続きを読む]

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先週、あんなことを書いたばかりだったんだけど・・・。やっぱり無視できない。体罰問題が柔道界に飛び火してきた。いや、飛び火どころではない。バックドラフトだ。我々の属している世界は、一瞬にして火の海と化してしまった。 僕も一応全日本強化選手の一員である故、色んな人から 「 実際、そんなに酷かったの ?」 と聞かれる。しかし実のところ、それは全く分からない。全日本合宿で、男子と女子が一緒に練習することはないからだ。だから僕も一般の方々と同様、今はただ驚いている状況だ。いや、ごく身近である分、たぶん一般 [→続きを読む]