小学生のときに公文式算数の教材で分数の約分をひたすらやっていた時期がある。85分の34とか、91分の39とか、約分して5分の2とか7分の3くらいになるものが好きだった記憶がある。n分の1とかn分のn-1に比べて、分母と分子の公約数を見つけるのが難しく、その分楽しめる。この数字の感覚は体に染みついていて今でも役に立っているが逆に何でも約分してしまうという弊害もある。 算数や数学において数字に数字以上の意味はなく100分の50は2分の1と全く同等である。しかし、現実の世界で数字を使うときは数字に別の [→続きを読む]