志望理由書を読んで同じ字数でも密度が濃く感じることもあれば、中身がスカスカに感じることもある。表現が冗長だったり、同じことを繰り返したり、当たり前に感じられることをたくさん書いたり、スカスカになる要素はいろいろあるが、ちょうどいい具合にするのがなかなか難しいのは抽象度の調整だ。抽象度が高いことばかりを書き連ねるとどうしてもスカスカになる。これまでの経験上、大人が手伝うと耳障りのいい言葉を並べた、抽象度の高い文章になりがちだ(もちろん洋々のプロは別として)。成人式や卒業式などの式典の来賓の挨拶でつ [→続きを読む]