【解説】上智大学文学部:公募制推薦入試の対策 | 総合型選抜の個別指導塾 洋々

上智大学文学部:推薦入試(公募制)


上智大学文学部公募制推薦入試について解説しています。出願資格、募集人数、選考スケジュール、倍率、選考科目、出願書類の内容など、上智大学文学部公募制推薦入試の全体像について理解することができます。

※2024年度入試の情報を基に作成しています。

上智大学文学部公募制推薦入試の概要

 

募集人数・出願資格・選考科目

学科募集
人数
現浪
要件
評定
要件
その他要件選考科目
15名現役
のみ
全体の評定平均値
4.0以上
外・国・地歴それぞれの評定平均値4.0以上/
所定の外国語検定試験基準
書類/
個別テスト/
面接
13名世界史Bまたは日本史B必修/
地歴の評定平均値4.3以上/
所定の外国語検定試験基準

国文

5名国語の評定平均値4.3以上/
所定の外国語検定試験基準

英文

20名英語の評定平均値4.5以上/
所定の外国語検定試験基準

ドイツ文

10名外国語・国語それぞれの評定平均値4.0以上/
所定の外国語検定試験基準
フランス文6名英語(または仏語)・国語それぞれの評定平均値4.0以上/
所定の外国語検定試験基準

新聞

40名所定の外国語検定試験基準

外国語検定試験の基準について

出願には以下のいずれかの外国語検定試験の基準を満たす必要があります。

 

主な外国語検定試験基準(英文学科以外)

英検:2級
TOEFL:iBT 42(PBTスコアでも提出可能)
TOEIC:L&R 550およびS&W 240
国連英検:C級
IELTS:4.0(Academic Moduleのみ)
TEAP:220(4技能、各50)
TEAP CBT:325(4技能)
GTEC:960
ケンブリッジ英検:142

 

主な外国語検定試験基準(英文学科)

英検:準1級
TOEFL:iBT 67(PBTスコアでも提出可能)
TOEIC:L&R 700およびS&W 270
国連英検:B級
IELTS:5.5(Academic Moduleのみ)
TEAP:280(4技能、各65)
TEAP CBT:470(4技能)
GTEC:1190
ケンブリッジ英検:162

その他にも使用できる外国語検定試験があります。詳しくは以下をご確認ください。
参照:各学科の指定する要件

 

上智大学文学部公募制推薦入試スケジュール

 

出願:11月初旬

試験:11月下旬

合格発表:12月初旬

入学:翌年4月

 

上智大学文学部公募制推薦入試の倍率

 

哲学科

哲学科の倍率は1.0倍となることが少なくなく、比較的倍率は低い傾向にあります。なお、2024年度入試では1.1倍でした。

 

史学科

部史学科の倍率は1.5倍を超えることはあまりありませんでしたが、2018年度に志願者の増加により、過去10年で初めて2倍を超え、2024年度入試では3.0倍となっています。

 

国文学科

国文学科は例年あまり倍率が高くありませんでしたが、2020年度では一気に倍率が上がり、12.0倍となり、その後2024年度入試では6.0倍となっています。

 

英文学科

英文学科の倍率は例年1倍台前半で、1.5倍を超えることはほとんどありませんでしたが、2020年度は1.9倍となりました。志願者数は減ったものの、合格者も減らしたため、高倍率となりました。なお、2024年度入試では1.1倍と落ち着いています。

 

ドイツ文学科

ドイツ文学科の倍率は1.0倍~1.2倍という倍率の年が続きましたが、2018年度と2019年度は志願者数の増加により2倍を超えました。ただ、2024年度は志願者数が落ち着き、再び1.1倍となりました。

 

フランス文学科

フランス文学科の倍率は1.5倍前後となることが多くなっています。2019年度は2.9倍、2020年度は1.9倍と高まりを見せていまましたが、2024年度は志願者数が落ち着き、再び1.5倍となりました。

 

新聞学科

新聞学科の倍率は年度による変化があるものの平均すると1.4倍程度でしたが、2024年度は募集人数40名に対し、100名の志願者数が集まり、かつ最終的に26名と少なめの合格者となった影響で倍率は3.84倍となりました。

 

出願書類

出願書類の中で特に重要なのが「自己推薦書」「レポート等特定課題」の2つです。それぞれについて解説します。

自己推薦書

自己推薦書は自らが「上智大学法学部で学ぶにふさわしい人材であること」をアピールするための書類です。
募集要項では以下のように記されています。

「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」「課外活動・社会活動の実績」「特技」等を記述し、自己を推薦する内容であるもの。

所定の用紙はWebサイトよりダウンロードでき、手書きまたはWord形式で作成が可能です。記入可能な文字数は1,000字程度です。

レポート等特定課題

文学科学部のレポート等特定課題は学科によりテーマが異なります。

 

個別テスト

個別テストの内容も学科ごとに異なります。

:哲学への関心および思考力・表現力を問う試問(60分)

:歴史学と歴史に関する理解力と思考力を問う試問(90分)

国文:国文学・国語学・漢文学を学ぶための読解力・表現力・思考力に関する小論文(90分)

英文:英語適性検査(与えられた英文について、読解力、思考力、表現力を問う)(60分)

ドイツ文:小論文(与えられた日本語テキストをふまえて、自らの考えを論理的に展開・表現できるかをはかる)(90分)

フランス文
・外国語適性検査(英語またはフランス語のディクテーション)(30分)
・課題図書に関する小論文(90分)

新聞:ジャーナリズムに関する基礎的試問(90分)

 

面接

10分~15分程度の個人面接です。志望理由、課題レポート・課題図書の内容、当日の小論文についてなどを中心に質問されますが、志願者ごとに深く聞かれるポイントは異なります。

 

上智大学文学部公募制推薦入試 合格者の声

 

 

洋々の「上智大学公募制推薦入試対策プラン」

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出願書類(自己推薦書・レポート特定課題) → 洋々の書類作成講座の特徴
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小論文 → 小論文講座

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