入学試験概要
募集 人数 | 現浪 要件 | 評定 要件 | その他要件 | 1次 | 2次 |
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各学部 150名*1 | なし | なし | なし | 書類*2 | 面接*3 |
*1 募集人数は1年間で実施のAO入試(4月入学・9月入学)の合計数です。
*2 対象のコンテストにおいて所定の成績をおさめ、そのことを証明する書面を提出することができる場合、1次選考が免除されます。詳しくは以下の通りです。
*3 面接では使用言語を「日本語」・「英語」・「どちらでも可」の3つから選択ができます。
1次選考免除対象コンテストの所定の成績
・小泉信三賞全国高校生小論文コンテスト:小泉信三賞受賞者(次席・佳作は除く)
・三田文学新人賞:最終候補者
・日本数学オリンピック:予選Aランク者
・高校生科学技術チャレンジ(JSEC):最終審査進出者
・化学グランプリ:1 次選考通過者
・日本生物学オリンピック:予選(旧1次選考)通過者
・全国物理コンテスト 物理チャレンジ:第 2 チャレンジでの金・銀・銅,他各賞(奨励賞は除く)受賞者
・日本情報オリンピック:本選Aランク者
・日本地学オリンピック:金賞受賞者
・科学地理オリンピック日本選手権:金メダル受賞者
・日本学生科学賞 物理,化学,生物,地学,広領域:地方審査通過者
・日本学生科学賞 情報・技術,応用数学:中央予備審査通過者
・情報処理推進機構 未踏IT人材発掘・育成事業:最終採択者
・一般社団法人未踏 未踏ジュニア:未踏ジュニアスーパークリエータ認定者
・ファブ 3D コンテスト:入賞者
・全国高校生マイプロジェクトアワード:文部科学大臣賞、マイプロジェクトアワード特別賞、ベスト・オーナーシップ賞、ベストコ・クリエーション賞、ベスト・ラーニング賞
・高校生ビジネスプラン・グランプリ:グランプリ、準グランプリ、審査員特別賞、優秀賞受賞者
・全国高校生ドイツ語スピーチコンテスト(第 3 部):最優秀賞受賞者
・実用フランス語技能検定試験:「 1 級」合格者のうちの「成績優秀者」、「準 1 級」合格者のうちの「成績優秀者」
・福澤諭吉記念全国高等学校弁論大会:最優秀賞受賞者
・高校生バイオサミット in 鶴岡:入賞者(ただし審査員特別賞は除く)
※全て個人での受賞のみを対象(グループやチームで受賞は対象外)
※中学校卒業以降から AO 入試出願に至る期間での受賞のみ対象
※1次選考免除申請は総合政策学部・環境情報学部のいずれかの学部で1回限り、過去にAO入試1次選考免除申請をして出願を受理された者および過去に実施したAO入試のC方式で出願した者は申請不可
慶應SFC AO入試スケジュール
2021年度実施分(2022年度以降の入学)から、これまで夏AO・秋AOと2回に分かれていた入試が、まとめて1回の入試となりました。また、2022年度実施分(2023年度以降の入学)以降の夏秋AOでは「3分間のプレゼンテーションビデオ」が廃止となっています。
夏秋AO(2025度募集要項参考)
出願:9月上旬
↓
1次発表:10月中旬
↓
2次選考:10月下旬の4日間のいずれか
↓
最終発表:11月上旬
↓
入学:翌年4月または9月
慶應SFC AO入試の特徴
慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部(SFC)のアドミッションズ・オフィスによる自由応募入試(AO 入試)は学力考査がなく、評定平均の制限がないため、現役の高校生だけでなく、既卒生、社会人なども多く受験しています。
SFCは日本で初めてAO入試を導入した大学であり、「夏秋AO」、「冬AO(グローバル)」、「春AO」と最大で年3回の出願が可能です。
出願書類(志望理由書など)と面接を中心に評価されますが、対象のコンテストで所定の成績をおさめた場合は一次選考が免除されます。
1次選考:書類審査
1次選考は書類による審査です。提出書類は多岐にわたるため、計画的な準備が重要となります。以下が特に重要な書類です。
特に重要な書類
Ⅰ.「志望理由・入学後の学習計画・自己アピール」
出願書類の核となる書類がこの「志望理由・入学後の学習計画・自己アピール」です。
2000字程度の文章で表現する①「志望理由書」と、A4サイズの用紙 2枚以内で自由に表現する②「自由記述」に分かれています。
1次選考の合否を左右することはもとより、2次選考の面接においてもここに記述した内容から質問されることが多く、作成段階から面接を意識した準備が必要になります。
Ⅱ.「活動報告」
自らがどの出願資格に該当するのかを自己評価するとともに、学業と学業外の活動内容(原則として中学卒業後のもの)について記入欄に従い入力します。
受賞歴や成果等を証明する書類は可能な限り「任意提出資料」として提出が求められています。
Ⅲ.「任意提出書類」
「活動報告」において記載した内容を証明・補足する資料のほか、大学入学後の目標や構想の実現につながる意欲や能力等を示すものがあれば資料として10点まで(サイズ制限あり)提出することができます。動画ファイルの提出も認められています。
Ⅳ.「志願者評価」
志願者を客観的に知る立場にある評価者2名にWeb上で入力してもらう必要があります。
1000字以内で記入する質問が2問とそれなりに分量があるため、評価者には時間の余裕をもって依頼をしておく必要があります。
事前に志望理由の内容などについて評価者に共有しておくことで作成がスムーズになります。
Ⅴ.「前回の出願との変更点を説明する書面」(過去に受験したことがある場合のみ)
過去にSFCのAO入試に出願したことがある人が再度チャレンジする場合、この「前回の出願との変更点を説明する書面」を提出する必要があります。再出願の際はこの書類がとても重要である可能性があります。
※SFC AO入試に初挑戦の場合は提出不要です。
表現方法は自由ですが、書面に前回出願したAO入試の出願時期、氏名、1次選考の合否を明記することが求められています。自由記述が1ページ増えるようなイメージと考えても良いかもしれません。
前回と今回の出願書類の変更点にフォーカスし、前回不合格だった自分を今回はどうして合格させるべきか、説得力のある根拠が必要になります。
2次選考:面接による選考
2次選考はすべての方式に共通で、30分間の面接が課されます。
面接では志望理由を中心に、入学後の研究計画、これまでの経験などについてつっこんだ質問がされます。
30分間という時間のなかで様々な質問がされるため、どの方向から聞かれても大丈夫なよう書類作成の段階から一貫性をもった準備が必要です。
また、1次選考の合格発表から2次選考までの期間が1週間~2週間ほどしかないため、1次の発表を待たず自分のテーマをさらに深化させ、面接練習を進めていくことをおすすめします。
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【慶應義塾大学総合政策学部(SFC)・成瀬茉倫さん】
唄者の研究者として、奄美をアカデミアから盛り上げたい ~島から世界へ、地域格差を飛び越えたSFC生のグローカル~