2020年に実施が予定されている大学入試改革まであと2年となり、新しい入試の全貌が明らかになってきた。2021年1月に初めて実施される予定の「大学入学共通テスト」は、昨年に続き、今年の11月に試行調査が行われ7万人近い高校生が参加した。この試行調査は本番前最終となる予定で、新しく導入される記述式の問題や多肢選択問題に対する懸念や心配の声はあるが概ね内容は固まったとみてよい。 大学入学共通テストに関連して最も懸念の声が大きいのは英語の民間資格の活用の仕方だ。大学入試改革の大きな目玉だが公平性や評価 [→続きを読む]